第15話 壊れちゃいそう

帰ってきて洋介になぐさめてもらう。ラブホ泊まりに行く事にした。

「思いっきりして。洋介の好きにしてくれたらいいよ?」


「こんな泣いてるのにむちゃくちゃ出来んわ」

抱きしめて頭ヨシヨシしてくれる。


うちが落ちついたら話し聞いてくれて、

「しばらく会いに行くの辞めな。

彼氏が答え出してハッキリさすの待つしかないやん?

腹立ってかおりから別れようって言うのは簡単やけど、好きなら我慢して待たな。

ギリギリ間に合う時まで考える期間にして彼氏に伝えて、彼氏だけでなくて、かおりも離れてお互い考えてみたら?」

洋介の言う通りにしてみようと思った。


いつもはガンガン攻める系のエッチやのに今日はいっぱいキスしてスローリーなまったりエッチ。

たくやからの電話、着信音が鳴る。いつもは彼氏優先って約束やけど、洋介が今日は俺が優先にしてって無視してエッチ続行。

洋介がモテるのは顔だけじゃなくて、こういう気配りとか優しさなんやろうな。

洋介がいてくれて良かった。


その日はエッチしたのと泣き疲れたのもあって洋介の腕の中で心地良くてすぐ寝てしまった。


次の日

「おはよ」


「おはよ。ちょっとは落ち着いた?」


「洋介のおかげで元気出たよ、ありがと」


「良かった!…じゃあさ、俺めちゃめちゃ元気やからちょっとおねがいしていい?昨日みたいにおねだりして?」


「えー?恥ずかしいな…

あー…洋介、お願い。思いっきりして。何でも洋介の好きにしてくれて…いいよ?」


洋介はニッて笑って「好きにするね?」

タオルでしばって目隠しする。

見えないとより敏感になるのかな?

触られたとこがいつも以上に熱くて、次何されるかわかんないドキドキとゾクゾクするのが混じる。

「ちょっと待ってよ?」

引き出し開けて何か取った?

何かのスイッチ入れて当たるとこからスゴイ快感がやってくる。

何回もイカされて、もう何が何だかわかんない。

あれ?いつの間に目隠し取ったんやろう?

あー、さっきのマッサージ機やったんや。

あれヤバいな。

昨日と大違いで今日激しすぎる。


「気持ち良すぎておかしくなる。

イキすぎて壊れちゃう」


「俺、壊れるくらいにしたいな」


「ほんま、ヤバい…って!!」


「じゃ、やめる?」


「…いじわる…やめたらヤダ」







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