ぼくは
ハル
ぼくへ
親を目の前にして恥ずかしい素振りを見せながらも胸を張る
頬を緩ませ笑みを零し友達と離れ離れになる あの日……
新たな学び舎へと 親と歩む
そこにあるのは あの幼い頃の自分と今の自分を重ねて……
校舎の香り 制服姿の身体の大きな先輩たち
廊下の喧騒も昔ほどはしなくなった
かわいい子を美少女と、友達と言うようになったりしてる
絵を描く図工が美術になった
選択授業で受けない科目が出てきた
選択肢を多数用意され 競い合うようになった
焦りが出る プレッシャー 受験 はたまた、就活……
幾重にも用意された道は
あの頃の何も知らないままの少年少女たちに活路を与えた
それは親が1人又は2人では、決して用意できない車線
あの日のぼくは、知らなくて良い
あの日のぼくへ
今のうちにいっぱい楽しんで、笑って、学んどけ
って言いたい
今のおじさんのぼくは思うよ……
ぼくは ハル @sryder_3_4
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