好きなんだ 言われて気づく 君の良さ
『好きなんだ 言われて気づく 君の良さ』
桃もちみいか作
【ある日の驚きの告白――!】
まさに、これは青天の霹靂。
好きだとか、そんな素振りを見せてこなかった男友達。
――突然、告白されて。
初めて意識しちゃいました。
だって、私を好きになってくれたらしいんだもの。
ちょびっとは、恋人としてありなのかとか、シュミレーションさせて。
返事は待って下さい。
だって、男友達としては気楽だし。
君のことはね、優しいなあとか思ってたよ?
面白いし、一緒にいると楽しいし……。
まあ、格好良い瞬間とかあったもの。
――えっ?
「それってもしかして、俺のことだいぶ好きなんじゃないか」って?
いやいや。そんなわけ……、ある……かな?
えっ、まさか〜!
あ、れ?
ちょ〜っと、待ったぁ!
そんな真剣な顔で見つめて迫ってこないでよ。
「顔が真っ赤だぞ?」
はい、君のせいです。
ドキドキしてます。
胸がきゅんってさせられちゃってます。
いつもは君を見ても鳴らなかった、心の音が聴こえた。
トク……ン、と鳴った。
君に名前を甘く囁かれたら、ドキドキは加速した。
ときめいたなら、これは恋?
(2023年6月2日記)
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