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「・・・っ」
たったそれだけで疼いてしまう身体に、声を我慢するのが精一杯。
結城部長の右手が、黒のガーターベルトを外し・・・
ストッキングに手を掛け、ゆっくりと下ろしていく・・・。
長い時間を掛け、左足のストッキングを全て脱がし、ひざまずく結城部長の足の上に、私の左足を乗せた。
捲り上げられた私の高級なスカートはそのまま。
黒い下着もひざまずく結城部長には見えてしまっているはず。
それでも、私は高級なスカートを戻さない。
そのままの姿で、私の左足のかかとに消毒液と絆創膏をする結城部長を、見下ろしていた。
「はい、出来ましたよ。」
そう言って、私を元の姿に戻した結城部長が、虫1匹も殺せないような顔で、優しく笑いながら私を見上げる。
「申し訳ございませんでした・・・」
たったこれだけで興奮し、少し息を乱しながら言葉を絞り出した。
「いえ、どうぞ、先に戻ってください。」
そう言って、私の手を取り立たせてくれる。
入社6年目にして第2営業部の部長に就任し、その役職は今年で3年目。
今年で31歳になる結城直人(なおと)。
みんなから“菩薩”と言われている、虫1匹も殺せないような男は、私にひざまずきながら、ずっと下半身のソコを大きくしていた。
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