第6話 深夜2時 夜空を見れば 東側 夏の大三 角など見たり

寝られない それもそうだよ 日曜日 寝すぎたもので 夜寝られない


仕方なく 寝酒煽りに 外に出て コンビニまでの 道を歩こう


見上げれば 東の空に光るのは デネブ、ベガとか アルタイルとか


麗しき 夏の星々 見えだした 夏来るのは ほんの間もなく


久しぶり 夏の星にも ご挨拶 だけど寝ないと いけないからね 

 

背を向きて コンビニまでの 至る道 ついて来いよと 胸を張りつつ


果てさても 天の川など 見えないな 牽牛織姫も 会いやすかろうて


街灯や ネオンの光 目映くて それで見えなく なる天の川


味気無い 天の川こそ 注ぎ出て ネオン街灯 明るくしたのさ


そう言えば ロマンチックに なるかなぁ 浪漫似合わぬ おじさんだけど


そう言わにゃ 町の灯りを ごまかせぬ 明るい事を 良く言わなくては


真っ暗じゃ 出掛ける事も 出来ないし 物騒だもの 仕方ないよね


なればこそ 天の川すら 霞むほど 明るい事に 安心しようか


コンビニは 歩いて五分 すぐに着く ビール1本 寝酒にしよう


帰り道 次は三角 追いかける 牽牛織姫 少し話そう


雲一つ 無い夜空見て 心澄み 気分も上がる 飲みだしたから


ふんわりと ほろ酔いながら 大三角 夜空彩る 星のパノラマ


家のそば 少し眠気も 訪れて さて寝ようかな 明日も仕事だ


家にり その前一つ ご挨拶 また会おうさな 夏の三角


酔いもきて 目も満足し 気も遠く おやすみなさい また明日あす逢おう

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