私と婚約破棄して聖女を娶るですって? それは断頭台のフラグですよ?

アソビのココロ

第1話

 パーティーが始まった。

 いよいよだ。

 ディアドラよ、そなたを憎んでいるわけではない。

 しかし予には害悪なのだ。

 せめてそなたが安らかに天に召されることを祈る。


          ◇


 ――――――――――アイアナス第一王子の婚約者ディアドラ視点。


「ディアドラ・ガルバーン公爵令嬢! そなたとの婚約を破棄させていただく!」


 学院の創立記念日パーティーで、私の婚約者アイアナス第一王子殿下の声が響き渡ります。

 アイアナス様の隣にいる女性、確か平民聖女のスピカ様ですわね。

 庇護欲をそそるというか、小動物のように可愛らしいことは認めますけれども。


「……理由を伺ってよろしいでしょうか?」


 破棄の理由を興味本位で一応聞いてみただけです。

 アイアナス様との婚約は政略です。

 国第一の大貴族たるガルバーン公爵家の権力が必要だからと理解しております。

 特に愛情などは感じておりません。


「そなたでは予の妃たるには能力が足りないからだ! 頭が固過ぎる! 臨機応変な対処ができない!」


 ……一応もっともらしい理由を捻り出しましたね。

 確かに私はアイアナス様の価値観から見れば古臭い女なのかもしれませんけれども。

 言っておきますが私の学業成績はトップですよ?

 私の能力が足りないならば、どなたなら満足なのでしょうね。


「予は優秀な聖女スピカを婚約者とすることをここに宣言する!」


 なるほど。

 スピカ様は仮にも聖女、神力に関しては敵わないでしょうね。

 でもアイアナス様ったら、私を婚約者から外してどうなさるおつもりかしら?

 ガルバーン公爵家の後ろ盾なくして王太子にはなれませんよ?


 陛下がこれをお知りになったらお怒りになるでしょうね。

 平民落ちくらいですめばよろしいですけれども。


 それにしても、アイアナス様はもっと広い視野をお持ちの王子だと思っていましたわ。

 私の見る目も大したことなかったようで、素直にガッカリです。


「ディアドラよ。異論はないか?」


 言いたいことはいくつもありますけど、アイアナス様。

 あなたの横にいる平民聖女は、何人もの令息と仲がよろしいようですよ?

 御注意あそばせ。


「特にありません。婚約破棄については了承いたしました。では失礼致します」


 踵を返す。

 哀れみ? 嘲笑? ただの好奇心?

 私に不躾な視線を向けてくるのはおやめになってもらいたいものですわ。

 婚約破棄されたことに関しては特に何も感じておりませんから。

 愛? 情? バカバカしいです。


 私はお妃教育もかなり進んでいるのです。

 私が王太子妃、そして王妃になるのは既定路線のようなものなのです。

 王への道から転げ落ちたアイアナス様にもう用はない。

 それだけですわ。


          ◇


「第二王子ペレグリン殿下から婚約の申し込みが来ている」


 衝撃の、もとい笑劇の婚約破棄から一〇日後、父であるガルバーン公爵ザカリーの書斎に呼ばれたら案の定でした。

 ペレグリン殿下を王太子に据えようという王家の方針ですか。

 当然ですね。


「婚約の打診が遅過ぎませんこと?」

「それが王家でも揺れていると見える」

「どういうことですの?」

「婚約の申し込みが王家からではなく、スペンサー伯爵家経由なんだ」

「なるほどでございますね」


 それだけで理解いたしました。

 スペンサー伯爵家といえば、ペレグリン第二王子殿下の生母である側妃エマ様の御実家です。


 つまりこの私を公開婚約破棄するなど愚かなマネをしているアイアナス第一王子殿下ではありますが、そこはさすがに正妃ジェニファー様の子。

 正妃様の御実家ロッキンガム辺境伯家の力が強いのでしょう。

 このままではアイアナス第一王子殿下を引き摺り下ろすことができないから、ガルバーン公爵家の力を貸せという無言のアプローチ。


 アイアナス殿下が早期に没落しないのは、我がガルバーン公爵家にとって面白くないことではありますが……。


「……アイアナス殿下の現在の状況はどうなのです?」

「む? さすがに三年も婚約者であると気になるか?」

「そうではありませんわ」


 私はアイアナス殿下に愛など感じておりません。

 愛のような軟弱な心の動きが、国を統治する役に立つとは思いませんから。


「アイアナス殿下はすぐに失脚すると思ったのです」

「正妃ジェニファー様の発言権が強いようだな。ロッキンガム辺境伯家の武力は大したものだから」

「逆に言えばそれだけではないですか。所詮田舎領主ですよ? 我がガルバーン公爵家の富や影響力とは比較になりません」

「うむ」

「アイアナス殿下が存在感をなくしていくのなんて、時間の問題だと思います」

「その通りだ」

「となるとスペンサー伯爵家は少々生意気ではございませんこと?」


 婚約の打診の通知一本でガルバーン公爵家を動かそうなんて、甘ちゃんでありますこと。

 いえ、スペンサー伯爵家でなくて、ペレグリン第二王子殿下本人の方針かもしれませんね。

 ペレグリン殿下は格好付けというか、斜に構えたところがありますから。


 お父様が笑います。


「そうだな。せいぜい高く売りつけてやろう」

「ではまだ私は婚約破棄のショックから立ち直れず、学院も休んでいるくらいだ。返事は保留ということでよろしいですね?」

「ああ。ディアドラよ、さすがだな」

「お父様の娘ですから」


 せいぜいアイアナス殿下とロッキンガム辺境伯家に頑張ってもらいましょう。

 そうするとキャスティングボートを握る我がガルバーン公爵家の価値が上がりますから。


 ……陛下が英明であらせられたなら、即アイアナス第一王子殿下に罰を与え、ガルバーン公爵家の繋ぎ留めを図ったことでしょう。

 それが王家を安泰に導く唯一の道でしょうに。

 王妃様に頭が上がらないのかロッキンガム辺境伯家に遠慮しているのか。

 そんな躊躇が王家を侮らせるということがわからないのでしょうかね?


「ここは待ちの一手だ」

「了解にございます」


 お父様の手法は正しい。

 要するにアイアナス&聖女スピカVSペレグリン&私ディアドラの対立構図になるのです。

 いかに正妃様の御実家ロッキンガム辺境伯家に少々武力があろうとも、我がガルバーン公爵家の貴族への影響力は圧倒的ですよ?

 徐々にペレグリン殿下への支持が増え、私を切り捨てたアイアナス殿下と聖女スピカへの断罪という運びになるのは目に見えているではありませんか。


 聖女スピカですか?

 大きな神力を持っているという話ですが、それが貴族間のパワーバランスに何の関係があるのです?


「しばらく療養していろ。いい夢でも見ながらな」

「お相手がペレグリン殿下では、いい夢になりそうにないのですけれども」

「ディアドラの生んだ子が王となるのだ。ガルバーン公爵家の繁栄と権勢は王家を凌ぐものとなる」


 まあ、お父様ったら野望を隠さないんですから。

 でも今の王家は腰が座っていませんからね。

 ガルバーン公爵家が取って代わった方が民も貴族も安心でしょうよ。


「ではお父様、失礼致します」


          ◇


「おかしい……」


 書斎でお父様が頭を抱えています。

 私だって同じ思いです。

 どうしてこうなったのでしょう?


「自壊するはずではなかったのか?」

「私もそう考えていました」


 聖女スピカ様は平民、何の後ろ盾もないのです。

 ですからアイアナス第一王子殿下と聖女スピカの連合など力を持ち得ない、のですが。


「ロッキンガム辺境伯家の影響力が、考えていたより大きいのだろうか?」


 アイアナス第一王子殿下から見れば伯父に当たる家。

 大貴族には違いないですが、田舎領主です。

 影響力と言われると、首を捻らざるをないのですが。


「私が謂れのない中傷を受けているのです」

「知っている」


 報告を受けました。

 学院でとんでもない噂が流れていると。

 私が聖女スピカ様に水を浴びせたり教科書を破いたり階段から突き落としたりしたと。


 淑女たる私が、そんな野蛮なことをするわけがないではないですか!

 学院を休んでいて弁明の機会さえ与えられないのに、何と卑怯な!

 静観して様子を見る戦術が完全に裏目に出てしまっています。


「スペンサー伯爵家とペレグリン第二王子殿下からは悲鳴に似た催促が来ている」

「私との婚約のですか? でも……」


 状況が良くないです。

 学院での妙な噂のせいで、私自身の価値が毀損していると考えざるを得ません。

 この状況で婚約が決まると、敵に逆用されそうです。

 愛を説くスピカ様は聖女だけあって、民衆の評判は高いですから。


「お父様、今婚約を決めるのは悪手だと思います」

「そうだな。こすっからい手法だが、情報戦で負けていることは認めよう」

「では、どうします?」

「ガルバーン公爵家の力を見せ付ければよかろう。ただ進み、押し潰す」


 大いに賛成です。

 さすれば様子見を決め込んでいる貴族を引き込めるでしょう。

 視線の合ったお父様が口角を上げています。


「ここから反撃だ」


          ◇ 


「何てこと……」


 今私は両手と首を断頭台に固定されています。

 隣にはお父様も同じ格好でいるのでしょうが、うまく首が回りません。


「……罪状は以上である!」


 ガルバーン公爵家の示威行動が王家に対する不遜であり、反逆であると疑われました。

 味方になってくれるよう各貴族に回した通知が、謀反の証拠だと決め付けられてしまっています。

 そうじゃない、そうじゃないのに!


「只今より処刑を執り行う!」

「「「「「「「「うおー!」」」」」」」」

「早く殺せー!」


 どうしてだろう?

 何故私がこんな目に?

 何も悪いことはしていないのに。


 違和感があります。

 私の知らない筋書き通りに物語が進行しているような……。

 首の裏側に力が加わり、地面が顔に当たると思った瞬間に意識が途切れた。


          ◇ 


 ――――――――――アイアナス第一王子視点。


「終わったね」

「これからだ」


 ここは王宮の一室、聖女スピカとペレグリンを呼び、今後の大まかな方針について確認しようとしていた。

 一仕事終えたみたいな、楽観的な弟ペレグリンを窘める。

 まだガルバーン公爵家を葬っただけだ。


 ガルバーン公爵家を弁護する者はいなかった。

 予達の主張が浸透してきたと決め付けるのは早計か?

 内心ガルバーン公爵家の横柄さに辟易していた、あるいはとりあえず様子見している、と考えておくべきだな。


「はいはい、兄上は御立派であらせられる」

「茶化すな」

「ディアドラ嬢を処刑することはなかったんじゃないの? 兄上の元婚約者じゃないか。無実だし」


 ペレグリンが甘いことを言っているようだが、これもまた確認の一種だ。

 予達の志の。

 父公爵の連座となっただけで、ディアドラは無実なのかもしれないが……。


「婚約破棄した時に言った通りだ。ディアドラには能力が足りていない」


 父親のザカリー・ガルバーンと同じで、古い価値観から抜け出せない。

 有り体に言えば勉強ができるだけのバカだ。

 貴族のパワーバランスだけで全てが解決すると考え、疑おうとしない。

 平民層の発言力が上がっていることを理解しろ。

 バカ正直に真っ直ぐ来るからハメやすいのだ。

 残念ながらそんな女は予に必要ない。

 硬直した思考を振り回す愚かな妃では、国民全員が迷惑するからだ。


「ディアドラの言動に罪はなくとも、存在は罪だ」


 ペレグリンと聖女スピカが頷く。

 かつて旧ガルバーン公爵家の影響力は強過ぎた。

 王家に、予達に危険を感じさせるほどに。


 先帝陛下と父陛下がガルバーン公爵家に対して下手に出たため、図に乗ったという側面があるのだろう。

 予は違う。

 予の治世にガルバーン公爵家は必要ない。


 現在の王権は領主貴族達に担がれた御輿に過ぎない。

 一番の担ぎ手であるガルバーン公爵家を増長させてしまった原因だ。

 しかしその状態がいつまでも続くと考えたのは、ザカリーもディアドラも愚かだったな。


 国の安定のために王権を強化することこそ予の使命なのだ。

 御輿ではなく、地に足をしっかりつけた政権を!

 ガルバーン公爵家を消滅させるにはどうすればいいか?

 ディアドラがお気楽にお妃教育を受けている間に、予はそれのみを考えていた。


 聖女スピカが苦笑する。


「でも後味が悪いですね。ディアドラ様のやってもいない非を鳴らすというのは」

「計略にはかかる方が悪い。予防も対処もできないようなお人好しなど無用であるからな」

「そうだよ、スピカちゃん。ザカリー公もディアドラ嬢も危機意識がなかったね」

「やってもいない非とは、スピカに対する嫌がらせだけだ」

「それも噂だけだよ。ザカリー公の示威行動は明確な国法違反だ。今までは見過ごされてたのかもしれないけどね」


 そうだ、やつらには危機意識がなかった。

 強過ぎた影響力が落ちてきていることに、最後まで気付きもしなかった。

 排除されてしかるべし。


「しかしスピカには聖女らしくないことをやらせてしまった。反省している。罪は全て予が被る」

「いえ、アイアナス様のお覚悟はよく存じておりますから」

「スピカの協力がなければこの宮廷革命は成功しなかった」


 そう、これは革命だ。

 スピカがはしたないと一部で非難されながらも多くの令息令嬢と交流し、地道にその思想を浸透させたこと。

 同時に予の目指す強靭な国家への道のりが、特に若い層に受け入れられたということでもある。

 加えて言うまでもないが、スピカには庶民からの絶大な支持があった。

 それらがあったから、ガルバーン公爵家を切り捨てて王家主体での発展を目指すという予の構想が実現できるのだ。


「僕も褒めてくれよ」

「もちろんだ。スピカが主演女優なら、ペレグリンは主演男優だ」

「えっ? 主演男優は兄上だろう?」

「いや、予は……」

「脚本家か演出家ですよね?」


 聖女スピカが笑うが、そんなにいいものじゃない。

 予は詐欺師で処刑人だ。

 そしてそれを否定するつもりはない。

 一生をかけて国を繁栄させることで償う。


「ペレグリンは道化にさせてしまったな」

「ハハッ、僕にはピッタリの役だったよ」


 ペレグリンは予と比較されることが多かった。

 持ち前のやや無責任にも聞こえる言動や細身の身体から、軽い王子だと思われがちだが、実はそうじゃない。

 論理的な思考のできる、頼りになる弟だ。

 第一王子である予を立てるために、あえて軽いキャラクターを自己演出しているに過ぎない。

 並みの配慮ではないのだ。


 予の影として奔走してくれた功績は大きい。

 ディアドラへの婚約打診もスペンサー伯爵家を使うなど、ガルバーン公爵家をミスリードして動きを止めることに成功した。

 あれで勝ったようなものだ。

 稼いだ時間でガルバーン公爵家の取れる選択肢を狭め、罠に落とすことに成功した。


 ……もっともうまくいかなかったらペレグリンを王太子とし、予は何とか聖女スピカの名誉を回復してから死ぬつもりだった。

 運もあった。


「今後の方針だが」

「予定通りでいいんだろう?」

「もちろんだ。まず立太子する。父陛下には早めに退位を促し、予自身が即位しよう」

「いや、実績を上げてから即位した方がいいんじゃないの?」

「そうか?」


 ペレグリンはかなり客観視できる男だからな。

 意見には従った方がいいか。

 確かに性急だったかもしれん。


「そうそう。スピカちゃんとの結婚式が先だよ。平民聖女を認めてないのはガルバーン公爵家だけじゃないんだからね」


 なるほど、守旧派貴族どもにスピカがどれほど支持されているかを見せ付けることも必要ということか。

 そして財政改革も急がねばならない。

 財産を王家が接収するためにガルバーン公爵家を潰したと思われると、貴族制が崩壊してしまう。

 公爵家の残した莫大な資産は、王国の発展のために使うのだということを周知させねば。


「私は……アイアナス様をお支えできるのは嬉しいです」

「可愛いことを言ってくれる」


 しかし聖女スピカが可愛いだけではないのももちろん知っている。

 単に神力の強い聖女というのにとどまらない。

 予とともに国を盛り立てる覚悟と力量があるのだ。


「おーおー。僕のことも忘れないでよ?」

「わかっている」

「僕はケイティと結ばれることができて嬉しいけどね」


 ケイティ嬢はガルバーン公爵家の寄子リケッツ男爵家の令嬢だ。

 本来ケイティ嬢は第二王子たるペレグリンと結ばれるほどの家柄じゃない。

 しかしリケッツ男爵家は、予がガルバーン公爵家と対決する姿勢を見せるとすぐに恭順を示してきた。

 ペレグリンに説得されたのだろうが、難しい立ち位置にいて進退を誤らず勝ち組に付いた男爵の判断力を評価したい。


 将来ペレグリンが旧ガルバーン公爵家領の半分を継いで新公爵になることは既定路線だ。

 ガルバーン公爵家の一族を宥めるためにも、縁戚関係にあるケイティ嬢がペレグリンの妃となることは都合がいい。

 またガルバーン公爵家の一族が表立って反発しなかったのも、リケッツ男爵家の力が大きいと聞いている。

 男爵にも大いに報いねば。


「愛は偉大だね」

「む?」

「愛は原動力だね」

「ペレグリンにとってはそうなのか?」

「スピカちゃんだってそうだよ。兄上はそういうところ鈍感なんだから」


 ペレグリンが笑い、スピカは顔を赤くしている。

 愛か。


「僕はケイティとデートしてくるよ。兄上もスピカちゃんとイチャイチャするといいよ」

「うむ、そうする」

「あ、アイアナス様!」

「あはは、じゃあねえ」


 ペレグリンが退室する時に、意味ありげにウインクしていった。

 わかっている……つもりだ。

 愛すべき人に向き直る。 


「聖女スピカよ」

「はい」

「予はそなたの能力を買っていた。しかし婚約者だというのに、スピカを蔑ろにしていたかもしれぬな」

「いえ、そんなことは……」

「許せ、生涯そなたを愛すから」

「……はい。私もアイアナス様を愛しています」


 予の胸に顔を埋めるスピカ。

 ディアドラよ、そなたは言ったな?

 人脈形成は権威と利をもってせよと。

 愛などムダだと。


 予も未熟で愚かで不器用だった。

 そなたの主張を否定するまでに三年かかった。

 予はもう迷わぬ。

 ディアドラよ、冥府から見ておれ。

 そなたが信じなかった、これが、愛だ。

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私と婚約破棄して聖女を娶るですって? それは断頭台のフラグですよ? アソビのココロ @asobigokoro

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