第3話 ごみの日/『光』

自分をごみだと嫌って否定しまくることでやっと立っていられた。

「自分に刃を向けないで。私の好きな人の悪口言ったら許さない」

こんな掃き溜めに少年漫画の主人公属性の人がいると思わなかったのでびっくりした。

少なくとも両親も「光」と名付けた時には希望と愛情があったかもしれないと思えた。



◆5月3日は「ごみの日」、「ゴミの日」/2023年5月3日作

#140字小説 『光』

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