ロボット、少女、友情、命のお話

初めて書いた小説とは思えないくらいすごく面白い。キャラクター一人一人に魅力がある。特に鐘倉さんという子はとても友達思いのいい子。推せる。謎の生命体との戦闘シーンはスピード感と緊張感があって一気に読みすすめてしまった。アニメ映像で観たらぜったい迫力あると思う。リンネという機体もオリジナリティのある特殊な設定があって、これからどんなものが出てくるんだろうという期待を持たせてくれる。実在する場所が舞台なので、普段何気なく通っている町がこの作品を読んだ後には「聖地」となっている。リアリティの追求を目指している作品なだけあり、フィクションとリアルの比率が絶妙。細かい部分に拘りを感じ、わかる人にはわかるネタがあるのも魅力。とにかくいろんな人に読んでもらいたい作品。