初唐の詩人ざっくりまとめる
ワワワ
方外十友とは
いきなりですが、『新唐書』
雅善趙貞固、盧藏用、陳子昂、杜審言、宋之問、畢構、郭襲微、司馬承禎、釋懷一,時號「方外十友」。
方外十友は、初唐の時代(概ね六八〇-六九〇の一〇年間近辺)に洛陽近くの嵩山を拠点として交流を持った人々の集まりです。彼らは山に遊んでは詩を詠んだり薬草を取ったりしていました。
「方外」とあるように、世俗から離れた隠逸を夢見る当時無名の人々が集まっています。また、道上先生(参考文献参照)は、方外十友の集まりには当時名のある道士であった潘師正及び田遊巌の影響があったのでは無いかと論じられています。
方外十友の構成員は以下のとおりです。順番はとりあえず年齢順にしてあります。また、上記の一〇年間の年齢についても〈〉で記載します。あと見づらいので算用数字にします(やりたい放題)。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
ただし、彼らが一〇年間揃って交流を続けていたわけではありません。例えば陸餘慶は、二〇歳を過ぎてから三年間引きこもって勉強に励んだという逸話があります。
しかしその詳細についてまでは記述が残っていないため、私はあまり細かく考えていません。やってられませんわ!
方外十友は詩人・道士・僧・隠士など多彩な人間が集まっていましたが、彼らが政界へ進出したりしなかったり各々の道を進んでもなお、あちらこちらで交友は続いていたようです。
また、十友には入りませんが、文章四友の崔融や左遷組の王無競はしばしば方外十友と交流があったようでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます