にゃぁ
第87話 会見後のミロク達
面倒な会見をやってにゃーるBOXをせしめた。
俺の周りは特に変わったことはないが、ご主人は学校で囲まれたそうだ。
まぁ、三井が助けてくれたと言ってたのでご主人には三井への報酬にゃーるを渡して欲しいと頼んでおいた。
ご主人はミロクの気持ちだもんねって苦笑いしてたけど、三井からはありがとうの連絡来てたぞ。
三井はにゃーるをどうしてるんだろうな?銀が食べてるのだろうか?まさか本当に三井が食べてるわけではないよな?
猫として、にゃーるを渡すのは特別なことだとわかってるから受け取ってくれてるだけだよな?三井だとちょっと不安になる。
最近、ご主人は友達とダンジョンに行ってるから、友達とは自然に話せるようになってきたらしく、今度のお休みには俺無しで遊びに行けそうとのこと。
これが、巣立ちを見守る親の気持ちか!
ご主人は自力で狩りが出来るようになってきているのだ!
まぁ、ご主人の行ってる学校って大学附属でダンジョン関係の仕事をするならココ!って言われてる学校だし。
ダンジョンに行った記録とかで成績に加点がされるから皆ダンジョン行くんだって言ってた。
ご主人は自由に活動出来る探索者一本で行くらしい。卒業したら俺達とパーティー組んで探索しようねって約束したのだ!
それまでは地道にレベル上げするそうだ。
だから俺たちも頑張ってレベル上げしなきゃなのだ!特にレベルの上がり難いドラゴン2匹!
マリモちゃんという耐久性のあるタンクも増えたからスライムブチブチするのだ!
因みにマリモちゃん、植物と言っても世界樹レベルだから火とか効かないらしい。鉱石より固い植物って何なんだって思ったけど、タンクポジだから良いことにした。
あと、ヤクシがレベル上がってバフとデバフの練習を始めた。
俺?俺は……ユニーク増えたよ?百万回再生された猫とかいう変なのが。
俺の動画百万回どころじゃ無いんだが?億いってるんだが?ダンジョンさん?
スキル内容は怪我とかで死んでも百万回は再生されますよ。ってぶっ壊れだったんだけどな?
「うにゃぁ……」
本当に、ダンジョンさんのネーミングセンスですわー。
これは一応誰にも教えてない。こんなんバレたら手荒な真似してでも、とか考えるやつ居そうだし。
このユニークが増えたのに気がついた時は、流石に不貞寝した。いつも寝てるからわからないだろうが不貞寝だったのだ。
くっ、マタタビボールで忘れなきゃやってらんねぇな!べ、別に舐めたいから理由作ってる訳じゃないんだからな!
ペロペロにゃぁん!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます