第2話 寸分ちがって、寸分違わず
スマホがアラームを鳴らし、私の安寧を奪う、憂鬱よりも、心配や緊張が
浮かんでくる。
まだ先の事だからと、目を逸らし、
朝食を済ませて、身だしなみにいつも以上に気をつけて、家を出る
交差点でスマホを触る気になれずにいると、
風が吹いた、向かいの女の子のスカートが
捲れ上がる、水色。
昨日と同じ色、慌てる姿も全く同じ、
信号が青になり、進むも、
行く先々で、知っていることしか起きない
私だけが浮き足立って歩いていた
この想いは、いつか届く さけ @sake1728
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