6-6 後悔しないように
ホワイトデーから調子を崩し、もうダメかもと思った時、とある後悔に気付きました
ねこじゃらしで遊ぶのは好きだったけど、痩せちゃってからは走ることがなかったので遊べなかったな~というのは置いといて(置くんだ)
猫氏は撫でてもらうのが好きな猫だったのに、人間がご飯の時に寄って来た時はさすがにあんまり構ってやらなかったな~ということです
まあご飯中に寄ってくるのは正直邪魔なんだけどww
それでも、撫でて欲しくて寄って来るのに構ってやらなかったのを後悔してました
手触りすごい良かったんだよな……
もっと撫でてやればよかった……(まだ死んでない)
頭なでなでする時、猫が耳を平らにする仕草が好きなのです
で、手を離すとぴょこんと起きる耳
あれって猫が自分で動かしてるのかな
それとも勝手に耳がそうなる仕様なのかしら
ずっと地味に疑問でした
もしまた寄ってくることがあったら、今度はかまい倒してやるんだ
そして、おいしいご飯を食べさせる(`・ω・´)
そう心密かに誓っていました
だから、もっかい元気にならないかな……
猫氏はまるでその思考を察知したかのように元気になり、私に撫でくり回され、やがてそれが日常になっていきました
私に撫でられまくった後は傍に寝転がってまったりする、以前と同じ日常が戻ってきました
四月になっても猫氏は元気にご飯を食べまくりました
糖コントロールのカリカリもちゃんと食べるし、ウェットも食べるし、おちびのご飯も食べます
もう以前のように、猫氏をケージから出す時におちびのご飯を撤去するのはやめました
このまま何でも好きなだけ食べたらいいんだ。おちびのご飯は銀のスプーンだけど、糖コントロールの二キロ六千円に比べれば安いものです
通院日の一週間前になり、そろそろこの調子で食べられると糖コントロールがなくなってしまうと思い、病院に電話してその六千円を注文しました
翌々日には病院に届くので、通院日には間に合います
また、近所のスーパーでは猫のウェットフードの十袋のまとめ買いをやってたので、友人と一緒に十袋分選びました
この友人は私が仕事で不在の時に猫たちの面倒を見てくれてて、むしろ猫たちは私よりその友人の言うことを聞きます(ヽ´ω`)くっそ
たくさん買いだめしたら死んじゃうとかないよね~~(;´∀`)なんてお互い言いながら
この時はただただ、猫氏が色んなご飯を食べられるようになって、純粋に嬉しかったのです
それまで身内の死で経験したことはすっかり忘れていました
今がそうなんじゃないかということを、全く疑ってませんでした
死ぬ間際になって突然元気になる不思議な現象のことを
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