第44話 アーシュさんのキスと・・私の王様

俯いて、青ざめていたが、キッと上を向き


そして、今度は困り顔で、何か言いたげに 

優しく微笑む小鳥さんの方を向く


「☆!」 何が言いたいのか、理解した小鳥さんは、両手(両方の翼)で、顔を覆い!後ろを向く。


少しほっとした表情を見せると 残りの二人(リアンさん、わん子さんの事)には、何も言わず



そんなに見物したいなら勝手にしろ!とアーシュさんの背中が言っていた気がする。

、つかつかと嬉しそうなアルテシア姫の傍に立ち、そして 彼女の顔を両手で、覆い


自分の顔に引き寄せ、さらにアーシュさんは背伸びをして、


ゆっくりと唇を重ねる。




………..


……………


……………….。




「アーシュ殿☆」にっこりと微笑むアルテシア姫 

赤くなり視線をそらすアーシュさん


アルテシア姫はアーシュさんの頬に軽くキスをした!


アーシュさんの手に銀色のラベンダーを手渡す。

「足りますか?」 わん子さんの方を見て



手に持った薬草を見せる。 

「量は足りるか?」「十分ですワン!」




「ありがとう アルテシア」 「貴方の為なら….」 「愛しい私の王さま」と小さな声で耳元で話す。



その言葉に少し困った顔をするアーシュランことアーシュ。




「うふ!ではまた☆」とびっきり素敵な笑顔を見せ 

アルテシア姫は服を少し脱ぐ!


 「!!」びっくりするわん子


あらわになった背中から光の球が現れ、それはすぐ白い翼の形をなす! 

彩りを添えるかのごとく羽の下の方にグレーや黒の羽で縁取られていた。




黒髪が風をうけ、なびいている。彼女は大空へと飛び去っていった。


「では、薬を調合する為、魔女の家に戻りますか?ワン」

 「まだ、リアンはついて来るのか?」

不機嫌な顔をしてリアンさんに話しかけるアーシュさん



しっかり見物して なおかつ、何事もなかったかのごとく微笑むリアン

「何か都合の悪い事でも?」


「ぴぴ?」(だめ?いいでしょう?)と小鳥さんことエイルさん


かくして、エンデイングに向かいGoなのだワン☆!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る