第16話
ライブ当日ー控室にてー
「ついに今日か~!!!」
「さっき会場見てきたけど結構人入ってたよ!!」
『緊張通り越してなんか、凄い。』
「語彙力なくなってるぞ。」
「りんりんもっとリラックスして~はい、吸って~吐いて~ヒッヒッフ~!」
「ってそれはラマーズ法だから(笑)」
『人人人・・・』(手に人を書き続けてる)
「緊張するのはいいがライブは一度きりだ。なら全力で楽しんだ方がよくないか?」
「ヒュ~!良いこと言うじゃん!俺もそれ乗った!一番楽しんだ人の勝ちね~!」
「それいいね~!私も負けないよー!!」
『え!私も負けないだから!!!』
「やっと顔あげたな。」
『えっ。』
「ボーカルが楽しまないでなにがライブだ。凛、お前が楽しまないと客は楽しませられないぞ。わかったらさっさと準備してこい。」
『葵さん・・・はいっ!!私準備してきます!』
「あっ、まってよ~私も行く~!」
「やれやれ、俺達の姫様はコロコロ表情が変わって可愛いね~」
「ああ、そうだな。」
凛達が出ていった扉を見つめながら呟く。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます