《スキル》進化論序説
アマノヤワラ
第40話 ⚠『呪術廻戦』第二十五巻の重大なネタバレを含みます
『呪術廻戦』
アニメは観ていたのだけど、マンガの方は
去年の12月から読み始めて、いま二十五巻(2024/01/08時点での最新刊)まで読んでいる。
……面白い。
ちなみに、筆者は『呪術廻戦』に関してはジャンプ本誌での連載を読んではいない。悲しいことだが、筆者の事情的に“あれもこれも読む”ということが非常に困難な状況である。
無理にでも読もうと思えば読めるのだが、自分自身の“読む楽しみの持続”や“読むのに使う時間と体力”、差し引いての“自分を休ませる時間”などを諸々考えて、『呪術廻戦』に関しては本誌連載分は読まずに単行本だけを読むことにしたのだ。
要するに、マンガを読むのにいちいち“明日のこと”や“自分の体力や残り時間のこと”を考えるようになってしまった。“大人になる”とは、悲しいことだと筆者は思う。
以下、本題である。
◇
本稿のテーマは、
『死の間際、
……おそらく“武器”だろう。
しかも、“すでに作中に登場している武器”。
だと思う、多分。
万の使う『構築術式』が強力な呪具を生成できることは、
真依は末期の際に『
釈魂刀の呪具効果は“あらゆるモノの硬度を無視して魂を切り裂く”ことができるらしい。
普通にチートである。
そんなものを一瞬で作り出せる『構築術式』恐るべし、と言ったところか。
おそらく平安時代の万が重用されていたのも、『構築術式』の便利さ故であろう。
(より正確には、“他の呪術師から見た便利さ”。)
それは、禪院家が多数の呪具を保有している理由ともつながりがあることなのだろう。
──とりあえず『構築術式』や禪院家についての詳しい持論はまた今度にするとして、
今回のテーマは
『死の間際、
死の間際というタイミングで万が宿儺に託すとしたら、“宿儺の
かな。多分。
普段の万の言動から鑑みて、
自分の身代わりとして宿儺に託すことで宿儺を救い、あわよくば『ずっと宿儺のそばに置いて貰えそうな呪具』。
……そんな呪具を生成しそうな気がする。
また、真依が
例えば、
・“すでにこの世に存在する”物体(あるいはその掛け合わせ)
・“自分自身が組成をよく理解している”物体
・“自分の現在の呪力量+自分に可能な縛り”で作り出せる物体
真依の場合は、戦闘中は“弾丸一発”を作り出すのが精一杯だったのに、死の間際にはかなり等級が高そうな『
すなわち、“命をかけた縛り”である。
真依以上の構築術式の使い手である万が、その最期に作り出す呪具。
それは、『
なおかつ、瞬間的に物体を生成するためには『既存のもの』である必要性もあるはずだ。
この仮説を元に、
万が己の死の間際に作り出しそうな呪具。
宿儺のピンチをも救えそうな強力な呪具。
そして、作中にすでに出ている呪具。
──『
……かな。多分。
◇
伏黒甚爾こと、パパ黒が使っていた『
“あらゆる術式を強制解除する効果”がある。
……これもすごくチート。
どうやら『構築術式』は燃費悪い分、“武器の生産職”としては超有能らしい。
おそらく『呪術廻戦』に出てくる特級呪具は『その多くが構築術式で作り出されたもの』。それが筆者の予想である。
(パパ黒が使ってた游雲とかも。)
真依が証明したように、構築術式持ちの術者ならば『構築術式+高度な縛り』を使えば、等級の高い呪具でも一瞬で作り出せるらしい。呪具を生成する場合の縛りは“術者本人”が被ることになり、生成に必要な呪力量の問題もあるため、特級呪具を作れる術者はかなりレアな存在であると思われる。
この点、戦闘中に即席で『昆虫の筋力+金属の硬さ+液体の特性』を持つアーマーを作り出せる万になら、特級呪具も作り出せそうな気がする。
万(≒伏黒津美紀の記憶)が五条先生の存在を知っていたかどうかは分からないが、たとえ宿儺が誰と闘うにせよ『
加えて、宿儺は『十種影法術』で武器の出し入れ自由であるし、影の中に入れてしまえば特級呪具の気配でも隠せてしまうだろう。
五条先生、ピンチ。
『呪術廻戦』で筆者がお気に入りのキャラはすぐに死んでしまうので、心配で仕方がない。
釘崎とナナミンには生きててほしかった。
【総括】
万が最期に宿儺に託したものは
『
だと筆者は予想する。
逆に言えば、それ以外で宿儺が五条先生に勝つ方法は無いと思う。
──ちなみに、本誌連載ですでに答えが出ている場合、コメント欄への書き込みはご遠慮願いたい。
もしかしたら、本作の読者の方でコミックス派の人もいらっしゃるのかも知れないので。
≈≈≈
……久しぶりに書いてみたけど、
『確かこんな感じだったと思う』
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