面倒臭いの来た・・・



 受付を終えたボク達は控え室でそれぞれくつろいでいた。

 ボクは愛剣のプレッジの点検、そして彼は窓を見ていた。



「・・・武器の点検とかしなくていいのかい?」


「もうしてある」


「そうかい」


 長らく無言が続く・・・


 気まずい!!!!


 するとガチャっとドアが開いた。


「おやおやぁ?君は世界最強と名高いシオン・リリージュ君じゃないか」


「・・・誰だい?」


「・・・おやぁ知らないのかい。この僕のことを、君には知られていたと思っていたのだが残念だ」



 ────────────────────

 俺は腕を組んで窓に寄っかかったら、急に俺たちのいる部屋に男が入ってきた。

 おやおやと不思議そうに喋る茶髪でどこかの貴族の人間なのか制服がきちっとしていた。

 髪をふさっとやってカッコつけるその男はどうやらシオンにようがあった、面識あるのかと思ったがそうでは無いらしいか


「・・・この僕を知らないなんて中々君も罪が深いものだよ!・・・そこ狩人ハンター君は僕の事を知っているだろう!」


 やはり広まるか、何気なく会話してくるなこいつ、警戒とかしなく、どこか余裕そうな表情している。



「・・・知らないなお前さんの事なんて1ミリも、誰なんだ?」


「ほう?君も随分と無礼極まりないな・・・この僕の名を知らないとは・・・

 やはりに落ちた者はこれだから、常識がなっていないものだ。」


 ・・・要らんところ強調するな・・・


「・・・ふん。で名も売れてない貴族かなんかの奴に言われたところでなんも痛くもないな。」


「なんだと?この僕に喧嘩を売るとは随分と余裕なんだねぇ?」


「・・・先に喧嘩を売ってきた奴が何言ってんだって話だ」


 バチバチと俺たちは口論している中溜息を着いて男に対してシオンが呆れながら質問した。


「・・・で、君は一体誰なんだい、貴族だったらまず自分から名前を名乗るのが礼儀だってのは分からない訳じゃないだろう?」


「・・・それはそうだね。この僕はスミス・エンフォーレン・・・エンフォーレン家の長男、男爵地位を得ている。

 打倒王を目指しているところだ」


 以後お見知り置きをと偉そうに紹介したが、とんでもねぇ事言ったなこいつ。

 呆れて溜息を着いて隣を見ると、シオンは眉間にシワを寄せてこれ以上ない覇気を出していた。


 やば・・・めっちゃブチ切れじゃん。


「・・・仮にもボクはレクリエム王に付いている騎士なのだ。

 その下に付く者の前で随分と無礼な事を口にしたような気がするのだが?」


「・・・おや?聞こえなかったのかい?打倒レクリエム王を目指しこの僕達エンフォーレン家が上に立つのだと言ったのだが?」


 いや、そこまでは言ってなかっただろ・・・


 こいつ付け足して煽りに煽ってるな、馬鹿だな〜相当。

 呆れている状態で溜息を付いていると。

 後ろから誰かまた来たのだ。


「スミス様、お戯れ中失礼します。そろそろ開催されるのため御準備をお願いします。」


「ふん、もう時間か、とりあえず顔を見たが狩人、君のその汚いお面を剥いで世界に知らしめてあげるから覚悟するのだな。」


 そう言って高笑いをして部屋から出る。

 俺たちは何故かドット疲れが襲う。


「随分と貴族はあーいうバカが多いんだな?前も貴族に会った時面倒臭い感じだったぞ」


「・・・まぁ、全員が全員って訳じゃないけど・・・癖が強い人は多いのは確かだね・・・」


「・・・あいつに魔族のオーラは感じれなかったからただの頭がおかしい奴ってだけか・・・」


「・・・辛辣だね〜」


「しゃべり方はどっかの誰かさんと似てたが雰囲気が違うもんだな。あんなのがこの国の王に喧嘩売るってなると真っ先に殺されるタイプだな」


 そんなこんなで俺らは少し話しながら開催の式まで少し作戦を話し合った。


 俺たちはぶっちゃけ舐めていた。

 俺とこいつがコンビを組んだら余裕なんだと、

 だが・・・後に焦る感覚を思い知らされる事になる事はまだこの時は誰も思っていなかった。


 ────────────────────


 相変わらずお久しぶりの投稿でござる!


 個人的にこのふたりがタック組むコロシアムは最強だろ!!!!

 チートだ!チートだ!!!

 最強だ!!\\\\٩( `ᾥ´ )و ////

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