心臓に悪い

 びっくりした・・・

 急なんだから・・・



『・・・へぇ、いいなぁ〜強い女性は俺は好きだな・・・』



 こんなのもっと強くなりたいに決まってる!!

 しかも何だいあの表情。


 手に顎を乗せて前のめりで台に寄りかかってこっちを見るあの細い瞳、エッチすぎないか!?

 もっと好きになってしまうじゃないかぁ!!


 ・・・ん?細い瞳・・・何処かで見たことが、あの表情・・・気のせいかな


 カナエ君のお弁当を受け取って公園で食べた。

 うん!相変わらず美味しいな!


「・・・さて、警備件、情報収集しよっと。」


 そしてなんやかんやコロシアム当日が来てしまった。


 さぁて行くとするかね!!







 1人で・・・







「・・・はぁ」


 もう自分の人脈に呆れてため息ついている。


「・・・なんで最強と名乗ってやっているのだろうか・・・」


 はぁ、カナエくんには啖呵切って強くなる言いてんのに、人脈なかったら話にならないよなぁ。


 そして受付しようとするがどうやら時間がギリギリのようだ。


「・・・どうやら1人で参加するものも何人かいるみたいだね・・・」


 すると受付でいかにも怪しい格好の男が壁に寄っかかった。

 こいつが魔族の可能性もあるな・・・


 そんなことを考えていたらそのや男の視線がこちらに向く。

 ん?あのカラス仮面・・・


「・・・おい、随分と遅い登場だな・・・女騎士・・・」


「・・・んな!?なんで君が!?」



 カラス仮面のフード男、そう狩人ハンターだったのだ。

 なんで魔族もまだいないのに彼が・・・


「ほら、早く受付済ませんぞ・・・」


「・・・え?」


「・・・え?じゃないよ、お前一人なんだろ?、手伝ってやるから有難く思いなさいな!」


 ふんっと感謝してほしそうに胸を張る、


「・・・どういう風の吹き回しだい?」


「・・・魔族が居たら魂頂かなきゃ行けないからな、ただそれだけだ。

 それにアンタ強いから楽だしな」


「・・・なんて欲深いやつなんだ君は・・・でも助かったよ。」


 そうボクは微笑みながら言うと急に挙動がおかしくなった。


「・・・い、行くぞ〜ぼやぼやしてると受付が出来なくなってしまう。」


「・・・でも君は正体バレてもいいのかい?」


「・・・どうせいつかバレるんだ、だったら最初からバラして暴れた方が早い。」


 なるほど・・・随分と計算高いかと思ったらボクと同じように脳筋スタイルのようだ。

 大丈夫なのだろうか・・・


 そんな変な不安を抱きながら狩人と受付に向かうのだった。

 まさかまた共闘するとは・・・


 ────────────────────

 こっからまたまた共闘編!

 いいよ〜どんどん一緒になれ!!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る