プロンプト

さようならと聞こえた時には遅かった。

私が目を開けて振り返った時にはそこはもう別世界だった。別の世界と言っても見た目は普通の世界だ。フィクションであるようなファンタジーやSFチックな世界じゃない。ごく普通の世界だ。

じゃあ何が違うのか?

私とその周りの関係性が変わっていた。例えば、母である人が他人になったり、先生であった人が親になっていたり。一番は親友であった祐実とは恋人の関係になっていた。もちろんそんな記憶は私にはなかった。

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さようならで飛べる並行世界 天宮ユウキ @amamiya1yuuki

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