第2話 終わりの始まり

葵と付き合って1日目。

寝坊した僕は何度も押される家のインターホンの音で起きた。

ささっと身支度をし、扉を開けると葵がそこにいた。

葵は、僕を視認すると笑顔でこう言ってきた『今から私の家に来ない?』『え?でもそれじゃ学校に間に合わないよ』僕は、すかさずそう返した。現在時刻は7:30学校開始は8:00走っても間に合うかどうかわからない。そう僕が内心焦っていると葵はキョトンとした顔でこう言ってきた。

『え?今日学校お休みだよ?』

『へ?』素っ頓狂な声でそんな言葉がでた。なぜなら今日は土日の休日でもなく祝日でもない。普通、すぐ考えればそんなのすぐ嘘だとわかるだろう。だがそれを言っているのはあの葵なのだ。相手が葵だから故僕はこう返してしまった。『え?そうなの?』そう返すと葵は一瞬ニヤリと笑い

『そうだよ!昨日先生が言ってたよ!』そう僕の返事に返し僕の手を取り

『さ、私の家行こ!』

そういい僕は連れて行かれた。



葵の家は驚くほど綺麗だった。綺麗だったが部屋の間取りが少し変な気もする。いや、他人の部屋にケチをつけるのは良くないか...

そう色々と考えていると葵がお茶を出してくれた。

葵が出してくれたお茶はとても美味しかった。僕としても色々と見習うものがある。

そして僕は初めての彼女との初めてのデートを満喫し、色々とこれからのことを考えていた...が突然急激な眠気に襲われた。

僕はその眠気にどうにか抗ったが僕の意識は暗闇へと落ちていった。

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僕とヤンデレ彼女の7日間 徒恋 @leaf70

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