裏の世界の住人らしき男が「復讐者専門学校」へ入学をする所から始まります。
彼はある欲望を抱えながら、指定されるカリキュラムをこなしていくのですが、それは物騒な名前の学校名からも想像がつくように、人を殺めるための訓練なのです。30日のカリキュラムを終えた男が次にこなす指令とは……。
作品の性質上、グロさはありますが、それを全て受け入れて読み進められるほどの、続きへ読ませる力のある物語でした。
登場人物たちは、常識から外れた異質さが全面から溢れつつ、彼らには彼らなりの欲望があり、それを満たすためだけに生きているのだと思わされる魅力がありました。
また、デスゲームものとして期待されるカタルシスも、設定や展開の上手さからくるものと、キャラたちの人間関係からくるものとがあり、ラストを読み終えた充足感はそれらが相まって凄まじかったです。
素晴らしい作品をありがとうございました。