₂₃ クリップの可愛さについて

《 🍭 かわいいって、なんだろー? 》をテーマに、思いついたままポンポン書いてみる連載シリーズ。今回は、📎クリップについて考えます!




___ 適度な弱さ ___


おはよーございます。今日のお題はクリップです。あの書類にメモ書きなんかを挟んだりする、ちっこいハリガネのことですね。さっそく可愛さを見つけにいってみましょう。まず色はどうかなー。定番は銀色で、赤とか青の色がついたタイプも見たことあります。サイズは〜、基本的に小さいけど、おっきくて見た感じおもちゃみたいなクリップもありますよね。今回は、いちばんどこにでも売ってそうなあのサイズで考えてみます。はじめに、文房具としてはなかなかの小ささだよなー、ということをおもいました。ボールペンや封筒にくらべて小さく、すぐになくしちゃいそうです。てか実際よくどっかいきます。機能としてもシンプルで、2〜10枚くらいの紙を軽めに束ねておく、というもの。ホッチキスのようにカチッと留めてしまうわけではありません。あくまでも軽めに、ファスッと挟んでいるだけです。その軽さによって、カンタンに外すことができる。むしろ適度な弱さが必要なんですね。かなりライトな関係性を結べる文房具と言えるかもしれません。とか言ってますけど、可愛さの話はどこにいったんでしょうか笑。あぶないあぶない。いや、でも無関係ではないはずなんです。気になっていたのは、小さくて軽いという特徴について。あのサイズで日本中(世界中?)のさまざまな書類をまとめてきたって考えると、なかなかのやり手というか、がんばり屋さんですね。




___ 磁石でくっつくところ ___


あとは磁石でくっつくところも注目ポイントです。マグネット式で、まんなかに穴があいてるクリップケースとかだとピタピタってくっついて便利ですよね。強めの磁石をあてると、いっぱいくっついて棒状になったりもして。さっきまでただの銀色だと思ってたクリップが、急に生きものみたいに見えてきます。小さいものが、たくさん集まっている。その光景を、ちっちゃいキャラクターたちの群れに思えてきたらもう可愛いの感覚はすぐそこですね。前よりも大事にしたくなってるはずです笑。何個か連なってるとアリにも見えるかなー。なんかそういうこども向けの工作がありそうですね。クリップを使ってアリさんをつくってみよ〜みたいな感じで、クリップに画用紙でつくった頭と足を貼るっていう。磁石でくっつくし、いろいろあそべるかも。あ、工作といえば画用紙で魚釣りとかやってませんでしたか? セロテープで魚の裏にクリップつけて、先っちょに磁石のついたつりざおたらす手づくりあそび。そうだ、もっとわかりやすいのがありましたね。クリップってなんか可愛いなーと思ってたら、かわいい工作に使われてたんだ。




___ おもちゃとして ___


あとクリップを見て思い出したのは、暇なときとか手がさみしいとき、あの輪っかになってる部分をわざわざまっすぐにして謎のクネクネを生みだしてましたね。あれってなにが楽しかったんだろう。けっこうカタいから手が痛くなったりするんですけど、机のカドとかうまく使って加工するんです。うーん、そこから可愛さを抽出できるかなぁ。でも気づいたのは、ほかの文房具ってあんまり変形できないんですよね。ねり消しくらいかな。元のかたちを変えてあそべるのって(なにかあったら教えてください)。仮にそうだとすると、クリップにはおもちゃとしての機能が備わっていることになります。楽しさって、好きとか可愛いってなるうえで重要ですもんね。もしクリップに「怖い」とか「持ちたくない」みたいな特徴があったら、ここまで可愛がれなかったような気がします。小さくて、便利で、楽しいやつ。クリップくん。そんなイメージがあるんだとすれば、直感で可愛いとおもったのも不思議じゃなかったみたいです。




今日は早起きしたものの、いろいろあって書くのが途切れ途切れになりました。明日はもうすこし早く起きて書こう!てことは、今夜ちゃんと早く寝よう笑。みなさん、今日もかわいい一日を〜📎

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