モスクワボカン

俺は自由ロシア軍に属する人間でドリーンの操作を得意としている。今日もモスクワ上空にドローンを送り込む予定だ。最近モスクワでの爆発が報告されているがそれは全て俺らの仕業だ。ウクライナ軍を批判しているけれども俺らはウクライナ軍と接触していない。俺らの基地を知る人間は少ない方がいいし軍と一緒だと活動に制限がかかる。



しかしロシア国防省の報道は嘘ばかりだし、いっつも俺らの攻撃をウクライナだと決めつけてお粗末なミサイル攻撃をしている。最近のロシアボカンは俺らの仕業だがクリミア関係はウクライナだろう。



俺は俺らで開発した自爆ドローンを用意するとそこに爆発物をさらにくくりつけて飛ばした。そのままこっそりとモスクワ上空に持っていく。今回の標的はクレムリンだ。俺の同志は国防省を標的にして動いている。今回のは最難関ミッションだ。何せ重要な施設の周辺には多くの防空兵器がある。しかし俺らも負けていられない。俺はクレムリンの上空に行くとドローンについているカメラや位置情報をモニターを見て狙っていく場所に動かした。そしてスイッチを押した。ロシア軍の防空部隊は気づいていないようだ。もうドローンを壊すのは無理だ。




その半日後、ニュースを見たらロシア軍は真っ赤な嘘をついていた。国防省にもクレムリンにもドローンが飛んできたが撃ち落としたと。仲間からも国防省のは成功したと聞いた。そして俺らはそっと知り合いを成功したかみに行かせた。その知り合いはクレムリンでの爆発を見たのだ。本当にこの政府は信用できない。俺らは必ず打倒してこの国を正しい方向に連れていく。共産主義は終わらせて民主主義に。(完)


この話はフィクションです。

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