軍事系の短編
今川銀杏 旧名:杏
エースパイロットになったと思ったけれど…………
僕はトライスブルク王国の軍人だ。僕の夢はエースパイロットになって兄上に少しでも恩返しすること。僕はまだ若年だからそこまで技術はない。ただいずれは一機で全ての戦闘機を破壊することができるような人間に絶対なる。
ある日突然僕は総帥閣下に呼ばれた。
「トレストブルク大公、レイモンド空軍大佐麾下の部隊を率いて敵空軍を撃破せよ。」
「承知」
僕は初めて戦闘任務を受けれた。皆僕の立場上か前線に出さないようにとしてくる。僕は出たいのに。そうでないとエースパイロットには慣れない。
そして僕は戦場に出た。僕は怖気ずく味方を勇気づける為に1人で敵機に突っ込んでいった。そしたら敵機は僕を囲んできた。
僕はすかさず反撃した。僕の発射したミサイルは全て敵機に当たって僕は初陣にて勝利をおさめた。1人で敵機50機を撃破したのだ。これこそまさにエースパイロットだ。僕は王族だから今まで無条件で昇級できたが僕にはそれが不満だったが遂に夢が出来たのだ。そして僕は演習場に戻ってきた。そこら辺で記憶が曖昧になっていった。
そして僕は目を開けた。これは夢だったのだ。実際は戦争なんて起こっていないし完全に妄想だった。僕はまだエースパイロットにはほと遠いみたいだ。
(完)
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