各部まとめ
ここからは書き終わった後のまとめに入ります。
まず、初めにあらすじやプロットを考える際の使用ですが、いきなり「変化するスタートライン」であらすじを書いてと言った時の衝撃はすごかったです。
これは次からもやろうと思ってます。
人からもらったお題でも、自分で漠然と何かを決めて書き始める場合でも、まずAIに聞いてみるというのは有効な使い方のような気がします。
もちろん、そのまま使える状態ではないので、あくまでヒントということですが。
早い段階で違った意見だったり案に触れておくと、その後の物語の広がりが大きくなるような気もするので。
もちろん、今回はさくっと大体の流れが出来たのでAIの案は取り入れませんでしたが、いつもこんなにすんなり行くとは限りませんし。
次のプロットを詳細に作り込む際のAI使用ですが、これも概ね使って良かったという感想です。
じっくり考えていると、壁にぶち当たって、それ以上進めないということがよくあります。
そんなときには、考えている疑問をそのまま言葉にして聞くと、突破口が見えるという経験が何度かありました。
また「錬金医師」なる単語は、たぶん一人で考えていたら出てこなかったでしょうから、意外な発見もあります。
これがなかったら、医師の設定は諦めて他の方向に進んでいた可能性もあります。
また、ファンタジー特有だと思いますが世界観を作るのに大いに役立ったという気もしました。
特に村で病気が蔓延して焼き討ちにするとなったとき、どういう意思決定で、誰がそれを実行するのかというところでは、かなり助けてもらいました。
普段だとこういうのを調べるのが面倒で、この展開ごと削除するということもよくあります。
もちろん、事実確認は必要なので、別途検索する必要もあると思います。
ですが、私としてはそれっぽい説明をしてくれて、自分が納得できればそれでいいという使い方だったので、問題はありませんでした。
次のあらすじ講評ですが、これは目からウロコでした。
もっとも、そう思ったのは一番初めの物だけで、後はひたすら凹むだけでしたけど。
後から思うこととして、やはり入力文字数が重要なのかと思います。
途中からあらすじの内容に踏み込んだ回答が得られていなかったので、たぶんAIがあらすじを読まずに、適当に答えた可能性が高いです。
なので、次にやるときはもっと文字数を削ったあらすじで講評してもらおうと思います。
ところで、途中結構凹んだ上に反論とかしてましたが、AIはあくまでそれっぽいことを返しているだけであり、ツールということを忘れない方が良さそうです。
それこそ人間のように内容を吟味して講評しているわけではなく、妥当な文章を作っているだけなのでヒントを得るための行為だという心構えが必要です。
ついつい会話のように頻繁にやりとりしてると相手に人格があるような感覚になってしまうので注意しましょう。
次にタイトルですが、これはあくまでヒントという感じですかね。
タイトルを考えるのは好きな方なので、そこまで頼ることはありませんでしたが、違った使い方もできそうです。
実験として、以前作ったあらすじを提示してタイトルを考えてと言ってみたら、ちゃんと答えてくれました。
残念ながら満足の行くものではなかったですが、足がかりぐらいにはなりそうです。
次は登場人物の名前ですが、よく考えたらここまでこだわる必要なかったかもという気もします。
それこそ、なんとなくで名前をつけても良いわけですし。
しかし、やはりこうやって提示してくれる方が早いということもありますかね。
ちなみに、登場人物が日本人、アメリカ人、イタリア人みたいに国籍が決まっているときは使えそうです。
その国の一般的な名前を挙げろと言われても自分の頭では無理ですし。
次は描写ですが、ここはかなり心強い味方になってくれました。
特に今回はハイファンタジー風だったので、世界観を描くのに必要となりそうな、事物だったり、現象を探るのには便利でした。
もちろん現代ドラマでも、駅の描写をしてとか言えば、自分では言及していなかった物に言及してくれたりということもあるはずなので、使えそうです。
私みたいに描写に不安がある人間にとっては、ありがたいです。
ちなみに、私は書き出しが苦手で、いつも会話だったりアクションで始めたりしちゃいます。
こうすると、一気に書き出すことができるので、やりやすいんです。
しかし、今回は静かにスタートしようということで描写から入りました。
こうなると、途端に難しくなります。
どう書いていいかよくわからなくなってしまうんです。
そういう意味ではAIに書かせると、とても楽でした。
これから自分が書こうと思っている状況を書いてもらうと、とりあえず文章が出来上がるので道筋がつくという感じですかね。
ゼロから書くより、AIが書いてくれた文章があるので手がつけやすいんです。
そうこうしているうちに物語世界に入り込むことができて、後はすらすら書けるみたいな。
うまく表現できませんが、迷ったらAIに書いてもらうということで、手が止まるということは少なかったです。
逆に後半の方はAIに書いてもらうのが面倒になってしまって、自分で考えて書く方が多かったですが、これはこれで問題かもと思いました。
書きたい内容が決まっていたので、さっさと書いてしまい、むしろ書くべき描写が抜けているという感じですかね。
このことは途中で言及していて、推敲で拾おうと書いてましたが、結局時間切れで修正してません。
この辺は反省です。
ただ、使い道としては結構あったので、個人的にはここで一番使ったという気がします。
次に校正、添削、誤字脱字ですが、これは残念な結果でした。
入力文字数に制限があるので、作業が面倒です。
結構期待していたのですけど……。
もっとも、二千字ぐらいのものを毎日アップということなら、そこまで面倒な作業ではないのかも知れません。
ちなみに、これは有料版だと解決する可能性があります。
一応、無料版より文字数が多いらしいという情報があるので。
とはいえ、バージョンアップすれば解決するかもしれませんし、将来的には使える可能性は十分あるので、その時を待ちます。
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