三つ目可愛いいいいいいい

ご飯は家にあった材料で適当にチャーハンとわかめスープ、回鍋肉にした。回鍋肉は味薄めにしてある。

「おいしいね灰世なんだかんだ家事得意だよね」

「家事出来なかったら生きていけないから普通くらいはできるでしょ」

「どーする?まだ九時半とかだけど先風呂はいる?」

あえてここでこの台詞を言うことで逃げ道をなくして翡翠をドロドロに溶かそう大作戦うまくいくといいな

「うーん…一緒に入ろ?」と作戦通りに行ったようだった。

「おう背中流しましょうかお嬢さん」

「よろしく頼むよ」と俺が執事になりきったように言ったから翡翠の発言が板について二人で笑いあった。

急いで俺が食器を洗ってる間に翡翠がお風呂の準備をしてお風呂が沸くのを待ってた。

「なんだかんだ三日に一回くらいのペースで一緒に入るよね。」と嬉しそうに言って楽しいしうれしいからいいんだけど。と付け足していた。

「楽しいし安心するからいいの」

と俺が言うと翡翠が何か納得したようにうなずいている。

「あぁ灰世といるのなんかいいなって思ってたけど安心してるからなんだ」

そういうことかとうんうんとうなずいておいた。

用意するのがあるから先入っててと言われて断る理由もないのでシャワーだけ軽く浴びて体を洗って待っていた。そしたらきた…のはいいんだけどなぜ水着なんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

「フリーズしてるとこ悪いんだけど背中洗ってくれるんでしょ?はやくしてよね?」

「洗ってあげたいのはやまやまなんだけど水着がお邪魔なんだが…」

「ん?脱がしてでも洗ってくれるんだよね?」

「ぐっ…今日の翡翠は小悪魔チックで来るのね」

「ほれほれ早くぅ~寒くて風邪ひいちゃうんですけどー」

ちょっとなめられた気がしたのでむきになってしまった。

「そいやっ!!ほれほれ脱ぎなさいそして丸洗いにしてあげますわよお嬢様」

「ぬーがーさーれーるー」

「棒読みなのね…まぁいいけど」

「まずはお背中から洗ってあげますよー」

とボディソープをしっかりとで泡立てて背中をやさしく洗い始めた。

「ひゃん…手で洗ってない?」

「いいでしょ別に今日くらい………さて背中終わったことだし今度は行きますかぁ」

「ちょ、やめ…変態そんなところ触らないでよ」

「なんでよ洗ってあげるときいつも全身洗ってあげてるじゃん」

「違うのボディタオルじゃないからくすぐったいの」

「…ならいいか続行で」

「そんなぁ」

「別にいいでしょいやならやり返してもいいし逃げてもいいし」

なんなら逃げてないしと付け加えたら顔を真っ赤にしてた。

「何照れてるの可愛いなぁ…この前と違って今はうぶな年下みたいで可愛い」

「もうやめてよ~」

と洗ってあげたら

「今度はわたしもやるぅ~」と言い始めたので洗わせてあげたらいろいろやり返しを受けた。

全身隅々まで洗われて人としてダメになりそうなくらい心地よかった。

「翡翠さん今日みたいなのはやめてもらえると助かるのですけどいいですかね」

「なんで?」

「いろいろな意味でダメダメになりそうだから」

「じゃぁヤダ」

「そんなぁ…」

「さんざん今日わたしをもてあそんだ罰だ甘んじて受け入れなさい」

「はい…」

これ以上翡翠にどろどろに溶かされないように気を付けなければ…

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