直球の「好き」を投げかける『オレ』と、その言葉を素直に受け取ることができない『キミ』のお話。
いちゃラブのようなやや重のような、そんなふたりのワンシーンです。
ストレートにバシバシ「好き」って言ってくれるので、そういう甘い空間が大好きな方におすすめ。
そして、それを素直に受け取れない……というか、なんか訳ありっぽいしっとりした空気がお好きな方にも。
ちょっとネタバレになっちゃいそうなので紹介しづらいんですけど、終盤の展開が好きです。
意外な悩みというか、その向いている方向のようなものがとても好み。
甘ったるいようでしっかり苦みもある、素敵な1,000文字の掌編でした。