俳句(8)

ツツジ打つ雨の朝こそもの憂げな


▼梅雨間近


ツツジって、雨に打たれるとすぐ色あせるんですって

雨の季節の前に咲き乱れる花ですが

雨を迎えて散っていくともいえるんですね


それを惜しみつつ


朝はそもそも気怠くて

それに雨が重なればもう

気持ちどころか体も重くなる

錆びてきしむような


梅雨、もうすぐですねと

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