第15話 人間動物園

まんが宇宙大作戦 S1-15 第15話


邦題:人間動物園


原題:The Eye of the Beholder


あらすじ……惑星ラクトラで科学調査隊が行方不明になった。

エンタープライズ号が急行し、カークらが上陸して捜索に当たった。

ところが奇妙な動物に遭遇し、カークら3人の捜索隊は捕らえられ、

バリアを張りめぐらした檻に入れられてしまった。周囲の様子から、

そこは惑星ラクトラの動物園であることがわかった。

奇妙な形の動物はラクトラ人で、

彼等は人間という珍しい動物を見つけ動物園に収容したのだ。


コメント

相変わらずドクターとスポックはケンツクしていますねえ。

「ここは砂漠です」とスポックが言えば、

「靴の中に砂が入ったから言ったまでだ。

まったくヴァルカン人てのはたまらんね」

口でああだこうだ言っても

二人は仲良しなんですよね。

ケンカするほど仲がいい。



動物園に閉じ込められたカーク船長のセリフ。

「人間生きている限り、希望はある」

いいねえ。前向き、ポジティブで。


なんであれ、自分たちが動物園に

人間を入れたのが間違いだと

わかってくれたのはラッキーでした。

考えてみると人間も、

希少動物に対してひどいこと

してるんだよね……


高村光太郎の

「ボロボロの駝鳥」

を思い出します。

最後に彼はこう語りかけます。


「人間よ、

もうよせ、こんなことは」


それでも、同じ希少動物を狙う

密猟者から守るためにも

動物園は必要だったりするわけです。

ちょっと考えさせられてしまった

今日のTANでした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る