シーズン6-11 戦闘種族カーデシア星人(後編)

シーズン6-11 第137話


邦題:戦闘種族カーデシア星人(後編)


原題:Chain of Command, Part II


あらすじ……カーデシアに捕えられたピカードは、厳しい尋問を受け続ける。一方、エンタープライズ号では、連邦とカーデシアの交渉が続いていた。


コメント

ライトはいくつあるか。

四つだというピカードに、拷問者は

「五つだ」と強要します。

事実と違うことを言って洗脳しようとしているのです。


90年代の頃、わたしがパソコン通信で

この話のことを、なぜこんなことで

洗脳できると思ったのかとコメントすると、

読者の一人が教えてくれました。


「それは、当時はやっていた

1984って映画にあったシーンで、

全体主義に反対する主人公が

やっぱり、ライトに照らされ

洗脳を強要されてしまうところがあるんだよ。

主人公は、これで負けてしまいました」

ゾッとしました。


しかしどうでしょう。

相手が6歳の頃の思い出を語りはじめると、

ピカードは、「おまえは6歳の子どもだ、

弱々しくおびえている」

と拷問されつつも叫んでいるのです。

なんという意志の力!


しかしラストのあのセリフ……

二度目ですが、やはり背筋が寒くなりますね。

人間って弱い。だけど強い。

と思った

今日のTNGでした。

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