TNG S5-21 究極のパートナー

TNG S5-21 第121話


邦題:究極のパートナー


原題:The Perfect Mate


あらすじ……2つの星の和平のために、贈り物としてカマラという女性が引き渡されることになった。カマラは、相手の好みに合わせて自分を変化させることが出来る特殊な種族である。ピカードは、カマラの教育係を担当することになるが……。


コメント

たらしのライカーも真っ青なカマラのたらしっぷりが

今回のエピソードの肝でした。


ピカードは、自由意志を持つ人間が

他人の思いどおりにさせられることが

理不尽に思えてならないのでしたが


カマラにとっては相手の理想どおりに振る舞うのが

自然なことだったりするのですね。

このあたりを見ていると

男ってやっぱり、女性にかしずかれたいのねと

考えてしまいます(笑)


ところで、ピカードさん

意外と楽器が出来るのね(汗)

その後、ピカードとカマラはいい感じになります。

カマラにとっては最後の独身生活なんですが、

彼女は自分が誰なのかがわからない。

国のために自分があると言う刷り込みに

抵抗できないわけです。


しかもボルト人ってしゅげー傲慢なのね。

カマラを利用することしか考えてないんだから。

ピカードは、反発してるし彼女のために傷ついているんです。


自分の本心を隠して

国のために自分を犠牲にするカマラ。

ピカードはそれを見守りながら

内心の怒りを隠しているのでした。


戦争がひとりの犠牲で終わる

という簡単な話ではないのです。

カマラの将来になにがあるのか……。

ピカードのことをいつまで隠していけるのか。

不安材料を抱えたまま

和平は成立するのでした。


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