TNG S5-13 遺伝子操作惑星

TNG S5-13 第113話


邦題:遺伝子操作惑星


原題:The Masterpiece Society


あらすじ……中性子星が爆発して、その破片が、ある惑星のコロニーに向かって行った。ピカードは、コロニーの住人に退去を命じたが、彼らは外界との接触を断って、理想社会を実現しようとしていた。


コメント

遺伝子であらかじめ適性が決められている社会。

そのリーダーのコナーさんは、

理想郷にいながら、エンタープライズのトロイを見て

魅了されてしまいます。

そして調和を乱す危険も顧みず、

自らの星をまもるために行動を起こします。


ピカードは、遺伝子工学に反対です。

自己の可能性。

未知の世界を知ること。

人間に生きがいを見出す大事な要素を

取っ払ってしまうから。


ジョーディのセリフが秀逸。

「ぼくの生き死にを決める権利が

一体誰にあるって言うんだい?

ぼくだって社会に貢献できる!」


障害者の使う道具が

健常者しかいない社会を救う鍵になった。

皮肉なオチに、思わずニヤリ。


そんなふうに

星を救うために一生懸命のクルー達を見ていると

とっても暖かな気持ちになります。


トロイの恋がまたしても破局に終わったけど

彼女って懲りない性格なのかしら?


この話を見て思ったことは、

閉鎖社会を訪れた異人たちを見た

日本人は、

どんな関心を彼らに向けただろう、

ということでした。


日本人も優秀だったけど

必要は発明の母というのも知らず

受け容れて不便さをしのでいたんですよね……


ピカード

「人間には、生きる道を選ぶ権利がある」


とは言え、その星に危機的状況を与える事になり

後悔しきりのピカードさん。


人間には、変化が必要です。

だけど急激な変化は願い下げだなとも思う

今日のTNGでした。






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