TNG S5-2 謎のタマリアン星人

TNG S5-2 第102話

邦題:謎のタマリアン星人

原題:Darmok

あらすじ……エンタープライズ号は、未知の種族タマリアン人と遭遇した。タマリアンの艦長とピカードは、なぜか近くの惑星上へ転送されてしまい、2人だけで生活していくことになる。ところが2人は全く言葉が通じない。

コメント

トロイ

「たったひと言が、悲劇の引き金になる。ひと言言い違えて誤解が起きただけでね。わたしたちの肩にかかっているのよ」

ということで、

タマリアン人とともに、未知のエイリアンと

戦うことになったピカードさん。

緊迫した中で、彼は、

タマリアン人が比喩を使って

会話をしていることに気づくのでした。

この話の中に出てくる

「ギルガメシュ物語」は、

五千年まえの粘土板から出て来た

メソポタミアの神話です。

この「ギルガメシュ物語」のなかには

聖書の「ノアの方舟」そっくりの話が

バッチリ入っていましてね、

その意味では、TNGはわりと

西洋文化圏の中では

左翼なのかもしれません。

メソポタミアは中東の話。

ラストに出てくるホメロスは、

ギリシャの話。

西洋って、

日本より歴史が浅いから

人の神話を自分のモノにしてしまう

傾向がありますな~

ともあれ、このエピソード、

後味が良くて楽しかったです。

ロミュランとの陰険な駆け引きの後だったから

なおさら良かったと思う

今日のTNGでした。


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