TNG S4-6 革命戦士イシャーラ・ヤー

TNG S4-6 第80話

邦題:革命戦士イシャーラ・ヤー

原題:Legacy

あらすじ……エンタープライズ号のクルーたちは、ターカナ4号星の救助活動で、ターシャ・ヤーの妹に出会う。ところが惑星は派閥抗争で無政府状態だった。

コメント

データ

「人はなぜ、裏切るんです?」

ライカー

「それは、一概には言えないさ」

データ

「それでは、信じないことですね」

ライカー

「信じない限り友だちは、作れないよ。

人との感情的なつながりは大切だ」

データ

「ではまた騙されるかも」

ライカー

「信じるしかない」

データ

「わたしは幸運ですね。感情に流されることはありませんから」

ライカー

「――たぶん、な……」

データが、イシャーラの一部である爆発物をそっと撫でるシーンで

この話は終わりですが、

実に示唆に富んだお話です。

金八先生の「贈る言葉」じゃないけれど、

信じられないと嘆くより、

人を信じて傷つく方が強くなれる。

無政府状態で拾われたターシャは

不本意な死に方をし、

組織に育てられたイシャーラは

不本意な生き方をする。

運命って、残酷です。

イシャーラの選択は

卑劣で間違っているけれど、

誰も怒ってないところが

エンタープライズの優しさ、

なんでしょうね。

人間って、不思議な生き物だなと思った

今日のTNGでした。

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