TNG S3-12 異次元テロリスト
TNG S3-12 第60話
邦題:異次元テロリスト
原題:The High Ground
あらすじ……内戦が続くルチア惑星で、ドクター・クラッシャーが
アンサタ人のテロリストの人質にとられる。
ピカードは内政への干渉を避けながら、
クラッシャーの奪回を目指すが、
ピカード自身も人質になってしまう。
コメント
アンサタ人のリーダー(フィン)
「連邦の今の平和は、戦いと犠牲の上に成り立っている。
あんたにそれを非難する資格があるってのか?
自由のためならおれは喜んで死ぬよ。
そしてあんたたち文明社会がかつてがやったように、
自由のためなら人殺しもする」
信念のために命をかけるフィン。
彼に共感するビバリー。
この和平交渉は、うまくいくんでしょうか。
恐怖におびえつつも、フィンの人柄に
魅了されているビバリー……。
フィンが真の権力を持ってしまったらと想像するだけで
ゾッとさせられますが、
ルチア人の
「暴力の結末には、暴力しかない」
っていう言葉には、共感できません。
ライカー
「あの子は銃を下ろしたんだ。その気持ちこそ、
第一歩じゃないかな」
小さな一歩だけれど、
平和はそこからはじまります。
憎しみを越えたところに成熟さがある。
ルチア星が連邦に加盟する将来も、
近いかも知れません。
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