TNG S2-2 闇の住人
TNG S2-2 第28話
邦題:闇の住人
原題:Where Silence Has Lease
あらすじ……エンタープライズ号は、未踏の星域を探査中に、
虚無の空間に入り込んでしまう。そこに住む生命体は、
人間を試すかのように、乗員を殺し始めた。
コメント
データ
「科学の発展において絶対に忘れてはならないのは、
わからないという事実を認めることです」
途中で宇宙戦艦ヤマトという宇宙連邦の戦艦が出て来て
爆笑してしまいましたが、未知の状況になってしまって、ハラハラどきどき……
データ
「質問があります」
ピカード
「ああ、データ何だ?」
データ
「死とは何ですか?」
ピカード
「それだけか。だがデータ、それは最も難しい質問かもしれん。
死というものを、不滅の存在への変化だとする見方もある。
永久に不滅な存在へのな。そして全宇宙の広がりの中に抱かれ、
地球に似た楽園で絶えることのない喜びの日々を送ること、
それが死ぬということだという考え方もある。
だが全く正反対の見方に寄れば、死とは一瞬にして無に帰すことだ(指を鳴らす)。
それまでのあらゆる出来事、希望や夢といったものが、幻になってしまう」
データ
「どちらを信じますか?」
ピカード
「この宇宙は信じられないほど複雑だ。驚くべき完璧さ、みごとなまでのバランス。
物質、エネルギー。重力、時間。そして次元。
それを考えてみれば、人の死とは、もっと深いものだとわたしは思っている。
つまりユークリッド力学などの既存のシステムでは測ることのできない存在となって、
今われわれが現実と捉えているものを超越した世界で、永遠に存在し続けていくものだと思う」
このやりとりが、この状況で実験担当者をしていた
ナディアムとの会話だと見抜くピカードは鋭い。
それに、死に対するキリスト教圏らしい考え方もあるのも
洋ドラらしくていいですね。
これが日本の場合だったらどうかな、なんて
考えたりもしました。
仏教思想だと、輪廻転生とかあるんですが
やはり西洋にとって仏教は、眼中にないのでしょうねえ。
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