第13話 インコと季節とご飯

 うちのインコにとっては過ごしやすい季節 

となった今日この頃。


朝から夕方までおしゃべりし続けるくらい

絶好調なようです。


私も寒いのは苦手なので、気持ちは

すごくよく分かります。寒いと身体を動かし

たいのに寒くて動かない、寒さで身体が痛い、

などイライラすることばかりです。


暖房や保温器具で得る暖よりも、

自然な気温の暖かさには敵いません。


お部屋を飛び回るのも快適なようで、

昨日はここぞとばかりに飛び回っていました。


目は口ほどに物を言うと言いますが、

インコも同じです。もう最近は、目から

違います。


私と同じで気分がすぐに表情に表れるのです。

飼い主に似たのか、元々なのか…。


インコは賢いなと毎日見せつけられるのですが、うちのインコの定番アピールがあります。


『このご飯は古いやつだぞ』です。


朝晩、ケージのお掃除をしているのですが、

最初にお水とご飯をケージから外します。


そこへわざわざインコが寄ってきて、ご飯皿を

ひっくり返して、私をチラチラ見ながら

そのご飯を食べる振りをするのです。


最初のうちは遊んでいるだけと思っていたのですが、毎度毎度するのでわざとだと分かって

きました。


ご飯の袋が密閉されていなくて、酸化して

しまったのか、そのご飯を全く食べないくらい

ご飯の質には敏感なうちのインコ。数時間

経ったご飯もお断りのようです。


でも、人間もそれは同じなので、インコも

そうでなければいけませんよね。


どんな生き物もみんな美味しいと感じるものを、質良く食べることは大切だなと思います。



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