結婚してとりあえず期間限定で専業主婦になってみたインコ飼いの私

しょうゆ水

第1話 終わりないお掃除欲

 朝から床のマットなどを洗いたくなりました。自分でも「どんな気分だよ」と心の中でツッコミを入れながら、家中のマットをかき集めます。せっかく洗うのだからと、第一陣を洗濯機で洗っている間に、普段なかなか洗わないマットは洗濯ハイターにつけ置きしてから洗ってみました!


マットをめくると、この間の年末年始以来の床が拝見できます。寒い中の大掃除の苦労が蘇るのですが、「あれ?私ここ掃除したよね???」と記憶を疑うくらいにはホコリやマットの繊維?でフローリングは普通に汚れていました。


せっかくマットを綺麗にするのだからと、フローリングシートで念入りに拭き掃除もします。この「せっかくだから」精神が私のお掃除魂にどんどん火をつけていくのでした。


家中念入りにフローリングをかけていると

洗濯機が第二陣の洗濯終了を教えてくれました。お庭に干し終えると、何とも言えない達成感があります。先ほどの「せっかくだから」精神も助長されて、ホコリがついた廊下の壁と天井の縁も拭き掃除を始める始末。こうなると私は止まりません。


一通り拭き終わると、お昼を挟み、最後の仕上げにフローリングシートで綺麗に廊下の壁と天井の縁を磨き上げました。達成感に包まれながら思い出すのです。寝室の空気清浄機のフィルターの掃除をしなければならないことを。


 普段はズボラな性格ゆえ、放置されていたフィルターにはホコリがモッサリ…。意を決して本体からフィルターを外すと、中に別の分厚いフィルター?が2枚入っていました。なんだか、フェルトみたいな分厚いものと、炭みたいな小さいつぶつぶが入っている2層構造です。


炭みたいなフィルターはなんだか洗ってはダメな気がしてそのままに。よく見るとフィルターの縁にも「水洗い禁止」の文字があります。どこかアコーディオンを思わせる分厚いフィルターは洗っても乾かせば良さそうな雰囲気なので、お水で洗ってみました。洗い終わりどこに干そうかみていたら、ありました。「水洗い禁止」の文字が。


洗ってしまったものは仕方がないので、夕陽が差し込む窓際に立てかけてみました。後に、優しい夫が「洗っちゃったのね。少し乾いてるし、そのまま使ってみればフィルター乾くかもよ?」と声をかけてくれるくらいには、半生乾き+洗う時間帯がそもそも遅かったと反省しました。(翌日朝一で日の当たる窓際に立てかけました!)


 年末の大掃除のようにお掃除を細かい所まで頑張った、そんな1日なのでした。


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