第11話 初配信(1)
うっわ、ツイットーでウラちゃん他2名が私の初配信を宣伝してる。これお礼した方がいいか?うん、一応しておこう。あとウラちゃんの初配信も宣伝してっと。あ、桜見さんもやっておこ。・・・・・・ちなみにこのあと疫病神だけされておらず疫病神との不仲説が出てきてしまうことはまた別の話・・・(まぁ桜見さんの配信での自己紹介だったから多少紛れたが。枠立てろ。)
あと60分だ。
「ふー」
一つ大きな息を吐いた。私はあの女神?を思い浮かべて口調をマネした。
「あー、あー、あー」
声を出してそれっぽい声に調える。なりきる。ああ、疲れる。いや、感謝はあるからめちゃくちゃなりきりやすい。けどやっぱ抵抗があるんだよ。あと今日やるゲームのセッティングもしなきゃ、アーペックスと言う殺し合うゲーム。これだけは前世やり込んでた・・・別に推しをキャリーしようとか考えてないんだからね・・・ほんとだよ?
5分前
よし、準備完了
フルトラッキングデバイスとやらも接続完了。5分前行動は必須。元社会人だから知っている(最も社会人時代には30分前行動だったが)。やってみよう。ライブ配信を開始した。
「みなさんこんにちは、少し早いようなので『静かに』待っていてくださいね。」なんか暴れてる人もいたので声を若干変えて黙らせる。こう言う細かい行動が後々重要になるって前世でウラちゃん言ってたもんな。
配信開始!!
対戦よろしくお願いします。
「はい、こんにちは。私がイーネ・イーノです。ちなみに海の女神をゼウス様より拝命しております。」実は半分ホント。海の支配権と言いますかなんと言うかを女神さんからもらってた。なんか称号に海の女神ってついてたし。あ、最近ノリで「ステータス!!」って叫んだらマジで見れた。ちなみにスキルに「パッシブ:転生特典」ってのとみんな大好き「鑑定」があった。ま、鑑定できるものなんてたかが知れてるが。その時に称号もあって「不運な幸運」と「海の女神」があった。「不幸な幸運」は災い転じて福となすかな。
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