実はいい人なんだ
里海金以
第1話
「社長。これはどういうことですか?」
と、僕は社長に問い詰めているのだ。なぜ問い詰めているかというと、会社の中でパワハラしている上にデータを消して遅らせていることに気づき僕は社長へ文句を言っているのだ。ちなみにこの会社は僕の祖父母が作った会社で父親が倒れた後兄と僕はまだ幼かったからだから信頼できる人に譲ったそのため、今は御曹司ではないが僕しか言えないと思い社長へ説教している。今の社長は父親の親友の息子さんの1人兄より3つ年上の相沢 千昌(あいざわ ちあき)に任せているのだ。千昌に僕は怒っているのだ。千昌は、
「ごめん。僕が悪い性格で」
と、
「謝っても無理だよ。それにそれが事実だとしても言い訳も良くないよ」
と、
「はい。それは兼田 裕介さんの言う通りです」
「どうして嫌がらせするんですか?」
と、
「嫌がらせする性格だからです」
「それ誰かに相談してます?」
「してないです」
と、言うと
「してない?すごい問題だと思います。相談した方がいいです」
と、そこへお父さんたちが来たみたいだ。お父さんたちも噂を聞いていたみたい。噂聞いて来て聞こうと思ったところへ、やり取りが聞こえて聞いていたみたい。社長降格と、さらに会社クビを言われかけたが僕が止めた。
「彼はそういう障害いや個性だから辞めても仕事見つけにくいし,それに生活が苦しくなるよ?そう考えた時にこのまま働いてもらった方がいい」
と、
「このまま働くこと、許してあけていいのかね?」
「はい。僕はいて欲しいです。確かに悪いことはしました。だけど、リーダーシップとかあります。ただ企画のリーダーとかはさせないが、隠れリーダーとして働いてもらいたい」
そこへ兄が来たのだ。
「僕は今は別の会社で、社長しててここを買取を考えている。副社長としてお前を置きたいんだけど、お前子ども作る気ないと思ったからお前に合う人も連れて来た」
と、
「こんにちは」
と、2人入って来たのだ。
「この2人同性愛者」
「同性愛者って相方おるやん。おるのに子ども作るのありかよ?」
「ありというより彼女らも訳ありなんだ。子供作らないといけない。だけど、同性がいい2人。まぁ会話きいていたし、それに、顔を見て確信ついたよ。裕介お前千昌の事好きだろう?」
「好きとかいうわけないだろうここで」
「怒るってことは、もしかして」
「あっもう。それ以上は言うなぁ」
と、
「とにかく、まずは4人で話し合ってくれ。それと、裕介お前が次千昌が起こしたら。副社長とは言え給料元とか覚悟しとけよ」
「まぁ。起こすと思うんでそれなりなりに手は考えてあるんで」
「いや、好きならやらないって言ってあげなよ」
「いくら好きでも事実だろうと思うことは言わんといけんし、全部が全部味方ってわけにはいかないからさぁ」
「考えが独特やなぁ。相変わらず」
「独特で何が悪い?」
と、
「まぁ。とにかく今日は4人で話し合え」
「仕事に日にはさすがに無理」
「彼女ら僕の親会社の人たち。まぁ無理言って連れて来た」
「兄さんそれはよくない」
「その分彼女たちには何かしらの返しはするつもりだ。例えば1週間とかやすみたいなら休んでもいいただし最大1か月まで給料は本来なら出ないところさすがに10万円以上は無理5万円払う。給料増やせは、ごめんだけど、社員旅行とか、主張分の宿代いつもよりいいところ1回分とか、食事代1回分とか。プライベートも食事は許されるが、条件付きで掃除機買ってとかテレビ買えとかそれは無しだと話した上で連れて来た」
「お二人さん兄がすみませんでした」
「大丈夫ですよ」
と、変な違和感を感じたので
「どうかされましたか?4人で話し合います」
と、
「じゃ僕らは出るとするか」
と、父さんと兄は出ていったのだ。
「2人さん名前は」
「私は、影山 愛梨(かげやま あいり)です」
「私は糸目 紗奈(いとめ さな)です」
「愛梨さん、紗奈さん僕が謝ったあと大丈夫ですと言った後に変な雰囲気が伝わりました。なぁ、相沢さん。相沢さんて性格悪だけど案外いろいろ感じやすいタイプだけどいまは落ち込んでいてダメだったか?相沢さん2人から何か感じませんでしたか?」
「2人が入って来た時から感じてたよ」
「ってことで、2人さん何かありましたか?」
「安心して欲しいのは兄さんのことじゃないです。お二人のことでもないです。お父さん方でもないです。大丈夫に違和感あったのは、このまま帰るのが嫌だと、この会社に来た時に少し様子を見せてもらいました。ここはいい会社だって思いました」
と、話しているところへ
「大変です。鎌田さん。こんなファックスが来ました」
「発注の数を間違えてしまいました。何とかなりますかね?」
「うちも在庫今ないんだよなぁ。だけどもう一度確認してください」
と、隣見ると相沢がいないと思ったらどこかに連絡してるのだ。
「連絡取れました。ありそうな会社に連絡してあると言われたので在庫のないといってた。その会社に直接送りますと言われた。そのこと、連絡して貰いませんかね」
と、聞きに来た人は驚きながら連絡入れたみたい。何会社から来ますかと言われて、答えているみたいだ。
それから少し落ち着いてから
「すみませんでした。ここに来ていい会社だと兄の会社何か問題でもありますか?」
「あります。上司が厳しんです。褒めることないです。それにピリピリした感じで怖いんです。だから帰りたくなくて、ごめんなさい私たちの自己中の気持ちに付き合っていただいて」
と、言うと
「褒めることがないとはどう言うこと?もしかして、さらにここで浮かれてたらダメだとか、ここはまだ小さな会社でもっと大きな会社取らなきゃダメとか?」
「はい」
「本当はよろしくないけどどこの会社と契約されてるんですか?お二人さんプラス他の人の分言えますか?大きさ関係なく」
と、言うと大手ばっかの名前がある。若干僕らの会社とよほど変わらないところや本当に小さな会社もあるのだ。
「大手が多いですね。それにここよりさらに大きい会社とかおおいです。しかも取りにくいと言われている会社にも取れていますね。褒めない方がおかしいですよ。それに大きな会社が全てではない。小さな会社にも繋げるべきなんです。多分相沢は悪いことはしてました。人のデーターを消すとかパワハラ的なこともやってました。例えば早くしろとか、これ任せたとか、社長の仕事全部任せたりとかしてました。そんな相沢ですが僕も初めて知りましたが、案外小さい会社とかにも声をかけているんだなぁて思いました。だから対応できたんです。名前聞いて調べたんですが、小さい会社であることがわかりました。小さい会社もこうやって大事になるんです。そして、パワハラで社長のこと丸投げ理由もわかりました。小さな会社の繋ぎは社長ではなく君らにやれと、自分より会社に詳しいし企画とか案とか契約条件の取り方は上手いから任せたと、本当ちゃんと言えよ相沢」
「すみません。って、何で説教2人の前でするんだよ。2人の時でええやん」
と、2人は少し微笑んでいる。何かを察したのか,
「鎌田テメェ」
と、そこへ
「失礼します。鎌田さん」
「はい」
「ここの書類間違っているって言われたんですが、どこが違いますかね?」
「君は、若い人向けにはいい。ただ取り引きは基本年配の方が多い。年配の人に訳したりとか話し言葉での書類はよくないんだ。逆に若者なら話し言葉とかの書類のほうが刺さるけど、取り引き先は年配だろうし、それに、書類書く時はどうしても丁寧じゃないとダメだったりするからさぁ。話し言葉じゃバカにしとるとか感じる人もいる。多分これは、話し言葉のトーンで書かれているのでそれで丁寧に直しなさいと」
「この表現の仕方分からないです」
と、
「これは・・・」
「相沢社長」
と、
「僕社長解任されている。本来はクビのところ、鎌田に拾われているだけ、鎌田の兄さんにこの会社買われた。そして、今子会社になって鎌田が副社長になる予定だ。そして、この2人は鎌田の兄の会社の人だ。同性愛者で鎌田の兄さんに僕と鎌田がくっつく前提で進められている。そして同性愛者同士だけど訳あり婚させられる。鎌田は兄さんと違って同性愛者?みたい。この会社は弟の子供に引いて欲しいと、別に兄さんの子供でもいいと思うが、今いる2人のも何か事情があるらしい。まだ聞いてはないが、婚活させられているが、今は、鎌田の兄さんの会社雰囲気が悪くてそれを聞き出しているところ」
と、
「えっ、そう言えば噂で・・・」
「その通り。この会社もうちの祖父が経営していたが・・・。流石に辞めておいて取り返すことができないなぁで、兄は別に会社を持ち買収の形でまた鎌田家がすることに。ここの会社は副会長としておかれる。今うちの会社の雰囲気とかどう?相沢の件は抜きだと」
「いい雰囲気だと思います。風の噂で鎌田さんの兄さんって?」
「そうだけど」
「会社の雰囲気マジやばいらしい・・・」
「事実ぽいなぁ。さっき聞いたんだ。褒めることしなければ大手いっぱい取れているのに上目指しのせいか浮かれんなとか言われているみたいだ。まさかウチの社員まで耳にしてるとは、ありがとう。ってかさぁ。おるならまた入ってこいよ。それに恋愛とかプライベートまで覗かれるの嫌なんだけど」
と、言うと入って来たのだ。
「じゃぁ私は」
「ありがとう。遅かったとか言われたら鎌田に呼び止められてしまったて言ってて、何で鎌田に聞きにいったて聞かれたら、みなさんお忙しそうだし、タイミング掴むの苦手でしたと言ってください」
と、
「言い訳も優しく教えてくれるんですね」
「言ったらわるいけど事実だし、あの子心開いた相手じゃないと関わりにくいです。あの子の心開いている人は僕以外にもいますが、忙しかったのかなぁ?だから来たんだと思います」
と、
「そうなんですね」
と、
「さぁて、話を戻すと兄さん会社状況把握してたんですか?」
「自分の会社把握はしてなかったです」
「それでよく経営して来れましたよね。実はしているようでしてないです」
と、
「してないとはどういうことですか?」
「なぜか営業部だけ辞める人多いし別部署へ行かせろとかあがってて、その原因も突き止めなかったので」
「突き止めようとなぜしなかった?そもそも疑問に思ったらつきとめるはずですが?」
「ごめんなさい」
と、言って来た。
「ごめんなさいより解決努めようか?」
と、兄とまずはどう言う会社を目指していたかと、話し合ったのだ。
それから何日間話し合ったのだ。
落ち着いてから4人で話し合ったのだ。そもそもまだ僕らが繋がってないことを話したのだ。繋がってなくても大丈夫ですよ。って、僕らがきまづいんだってと、そう言うと、シェアハウスとか全く他人だしマンションとかアパートだって他人だよ。と、だけど、近さが違うだろう?確かにそうですが、会社で会っているじゃないですか?会ってて気まずいてどう言うことですか?と、僕はまだ告白してないからですと、告白する気ではいたんですか?と、好きだった。悪い面もあるけど好きだから。小さい時から片想いしてた。悪い面があるけど、小さい時勢いよく走って前を見てなくて壁にぶつかり泣いていたら声をかけてくれたんだ。家に行くかと思えば病院に連れて行かれて、受付に、彼壁にぶつけて鼻折れているかもしれないと、さらに、自分は親に電話かけたいから電話かしてとか言ってかけていた。そして、親同士が関係があって、連絡いれてもらった。その間診察受けて折れていると、すぐ手術されて、目覚ましたら病院で寝てて、母さんと父さんがとなぜか、千昌がいた。それから遊ぶことも増えて好きになってた。って、何で2人の前で言ってんだろうって。
まぁとにかくよろしくと。2人と同棲する前に、告白したのだ。こんな僕でもいいならって受け入れてくれたのだ。
そして4人で同棲した。
実はいい人なんだ 里海金以 @sada258
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