第8話 レイワビーとのでえと

「う…そ…」

優斗はレイワビーだった。

「デュフフフフフフフフフフ!!!食べてあげるよデュフフフフ」

「っっ!!こっち来ないでっ!!」

私は優斗を突き飛ばした。

「オイカケッコカナ?タノシイネエ!!デュフフフフ!!マテエエエエエエエエ!!」

「いやぁぁぁ!!」

「はぁ…はぁ…」

なんとか撒いた…よう…ね…

「よかった…」

「グチュ」

「え?」

私は左手を見た。そこにはレイワビーがいて、私の腕に抱きついていた。

「きもいんだっよっ!!!」

「ひでべしっ」

「あれ?優斗じゃない?」

「そうだよ俺は安全でイケメンなレイワビーだ。お前を生かしてやるから俺に協力して欲しい。」

「協力?」

「そうだ。レイワビーには種類がある。ノーマルタイプは君がさっきまで逃げていたような一般的なタイプだ。そして俺は寄生タイプ。人間に寄生し、脳を奪い、自分のものにする。」

「え?お前危なくね?」

「いや、俺はお前の脳を奪うつもりは無いし、協力してほしい。」

「わかったわ。具体的には何をすればいいの?」

「お前の右テニスムコトダ。」

「ヴァァァァ!!!!!!いだいよおおおおおおァァァァァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!!」

「ふう。」

よし。脳を奪った。ちょろかったな。

「やっと見つけた。」

「誰お前」

俺は右手を変形させ、レイワビーを潰した。

「ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!!アマスギチャンンン!!ナンデェェェェェ!!」

ノーマルタイプはやはり弱いな。すぐ死ぬ。

「アれ?コこハ?」

「私は何をしていたんだっけ?まあいいや。」

!?意識が…戻っただと…?そんな馬鹿な…

「私は…だれだっけ?」

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