第84話 ゴーストダンジョン
ゴーストダンジョン 一階層
ポーションをかけたアスカロンで、ゴーストは余裕だった。呪いも全耐性があるから問題ない。
十階層まで走って攻略していく。
ハイゴーストがボスか、これもポーションをかけてやれば弱って斬れば余裕だった。
二十階層からはゴーストとゾンビ。ゴーストより斬りやすいゾンビは余裕である。噛まれるとゾンビになるなんて事はない。
結局三十階層までは余裕だったわけだが、
三十階層はリッチ。倒した事はあるがここでリッチはちょっと面食らった。
この先が思いやられるな。
リッチを倒して先に進む、ハイスケルトンや、ハイゴーストが敵に混ざって来た。
五十階層。
デュラハン……兜を持った頭のないゴースト、馬に乗っていて剣で攻撃してくる。
頭が弱点だよな?聖魔法の『ホーリークロス』を放つと頭を落としてフラフラしてるので頭を潰すと消えてしまった。
ここで昼飯にしてゆっくりして、次の階層へ。
六十階層、
ネクロフォビア……分裂する特性をもつゴースト。
なぁ、分裂されても困るのでさっさと倒してしまおう。『ホーリークロス』なっ!倒れない!体力が多いのかな?
ポーションを投げもう一度『ホーリークロス』。やはり倒れないと思ったら分裂してフワフワと浮いている。
「クソ『ホーリーレイン』」
ネクロフォビアはシュワシュワと消えていった。
七十階層からはネクロフォビアも普通に出て来やがる。あーめんどくさいダンジョンだな、纏めて消すには『ホーリーレイン』が一番だけど魔力結構食うんだよな。
八十階層、
グレアリングアイ……目玉だけのモンスター、闇魔法、呪魔法を使ってくる。
実体があるなら問題なし!さっさと倒してと思ったらこいつ回復している?!
なら回復しないようにポーションをぶちかましながら斬りまくって倒した。
全耐性がいい仕事してるから余裕がまだあるな。さっさと極めにしてダンジョン自体なくしてやる。
百階層、
ハイゴースト集合体。
色々と言いたいがキモすぎる!
『ホーリーバースト』で撒き散らしばらけた奴を斬って行く!
ギョロメが本体のようですぐに斬って終了。鳥肌が酷い。
ようやく百五十階層に到着したが、ここのボスがオーバーロード。剣技もそうだが、ゴーストなので聖属性しか効かない。
付与魔術で聖魔法を付与した剣技で対応するが、あちらのほうが上だ。
『ホーリークロス』
ならば手数で対応してやる。
『ホーリーバースト』
「でやあぁぁぁ」
ホーリーバーストでガードが開いたのでそこに剣をぶっ刺す。
なんとか灰になって消えていった。
ドロップ品を拾い。宝箱が出て来たので開ける。『聖剣ホーリーロード』と『変幻のネックレス』だった。
“ゴゴゴゴゴ”とランクアップ特有の地響きがした。
「さてここからだな」聖剣ホーリロード片手に最下層へと向かって行く。
寒く感じるほどのダンジョン。
今までの敵が雑魚として出てくる。もちろんレアだがオーバーロードも。
「まだまだ行くぞー!」
いろんなタイプの敵が出てくるが一歩づつでも前に出る。こちらも攻撃を食うがポーションなり、ヒールで回復していく。
百八十階層に着く頃には防具もボロボロだ。また作り直さなきゃな。
百八十階層はガシャドクロ……死者たちの怨念が集まって巨大な骸骨になった。
デカすぎるだろ!取り敢えずは腕から斬ってみるがやはり集合体なだけあってすぐに、繋がってしまう。
どこか弱点を探さないと。
軽く手を振るうだけで、こちらは大きく避けなければならない。
目の中に炎が見えるのでそれを狙って『ホーリーバースト』を撃つが違うようだ。
なんとか避けまくっていたら背骨の一部が色が違っていた。そこを斬りにいくと嫌がるので間違い無いだろ。
瞬歩で潜り込んで切り刻むとようやく崩れ落ちた。
「つ、つかれた」
さすがに動き回って疲れが溜まって来たのかその場で寝てしまった。
少し眠ってしまったみたいだがドロップ品と宝箱を回収して、つぎの階層に向かう。
聖剣ホーリロードが手に入ってからはゴーストがそれほど苦にならなくなった。
「さすが聖剣だな」
あと二十階層、あとちょいだ。
百九十階層、
妖魂樹。動かない妖術だけに注意していれば問題なし。本当は呪いを使ってくるが俺には効かないからサービスボスだな!
ザックリ倒しておいた。
二百階層、
オーバーロードドラゴン、またドラゴンかよ。
しかも腐ってやがるから鼻が捻じ曲がりそうだ。
『グラオオオォォォォォォ』
口臭が腐ってやがる。鼻栓になるものがないか探し、堅パンをちぎって鼻に詰める。
「このやほぅ!くへぇんだほ!」
『ホーリーバースト』
「うへぇ、飛び散りやがる」
頭の上にオーバーロードが腰から生えている。
あれが弱点か?
一歩歩くたびに地響きがなり、動くと腐った肉がずり落ちる。
『ホーリーバースト』『ホーリーバースト』
「ちかよんなや、はながまはる」
「最大だ『シャイニングノヴァ』」
オーバーロードドラゴンが光に包まれる。
やったと思ったら肉が削ぎ落とされ骨だけになった。オーバーロードスケルトンドラゴンってか?
『カタカタカタ』
「臭さがなくなればこっちのもんだよ!」
聖剣ホーリロードで足を斬り落とし前につんのめった状態で首、次にオーバーロードにトドメを刺す。
ようやく灰になったオーバーロードスケルトンドラゴンのドロップ品、聖杯と骨と魔生石。宝箱からは『ユグドラシルの枝葉』に『生命の魔法玉』が入っていた。
錬金でオーバーロードスケルトンドラゴンの灰が使えるのが分かったのでアイテムボックスに入れておく。
ギリギリで転移陣に乗り込み外に出る。
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