第1話:開幕



〇×食品工場跡地。


自分と四人の参加者。

それと、

人形がなんか古そうな椅子に座っていた。

<ですげーむあぷり、インストールはこちらからどうぞ>

とQRコードのついたプレートを両手で胸の前に持っている。


0%

・・・90%

100%

<welcome>

・はじめに

・るーる

・まっぷ

・ぽいんと

・いきのこり


赤地に黒色のデザイン。


はじめに。

有志の皆様こんにちわ。

多く、死の暇つぶしに付き合っていただき

悦びを感じて居ます。

でわ、これからよろしく。


るーるはかんたん

殺し合いをしてもらいます。

勝った人は

負けた人の体を

頭、体、両足、両腕に分けてください。

切断機に入れカットしてもらいます。

この時点で、ポイントが追加されます。



ふたつ

一回切断につき10ポイント差し上げます。

ポイント表示はアプリの<ぽいんと>から確認できるよ!

ポイントを持っている人を殺せば、持っていたポイントと合わせて吸収できるよ!



一番多くptを集めた人が優勝です

むやみに損壊してはいけませんよ。敬意を忘れずに。


制限時間はたった一人が生き残るまで。

夜は永遠に続きます。



さて、みなさーん自己紹介をしましょうねぇ :END



振り向けば、こちらを見ている。

自己紹介なんて話すこともない。


西之 アカネ

「西之、アカネ。アカネでいいです」


柄屋敷 クルリオ

「柄屋敷。クルリオ。どっちでもいい」


早苗 すみれ

「早苗 すみれです。さなえ、でおねがいしますッつ!」


ナツメグ

「ナツメグっす。ちっす。んーなんかバズ理想だから\\」


島鳥 

「島鳥。読み方は、しまとり。」


以上が参加者五名。


では、こうじょう案内をしましょう。

<まっぷ>

青みがかかった色の平面図。

工場は

左塔、中央塔、右塔


それぞれ上は三階まで。

各階は廊下でつながっており、上下の階は右と左端の階段

左塔のみ

地下一階が存在する。


人感センサーが各階に一つある。

人が通ると光る仕組み。

まっぷに表示されるよ!

察知するのに役立ててね。


では、それぞれ散らばって


スターとの合図を待て。






左塔地下一階

柄屋敷


右塔三階

早苗


右塔二階

ナツメグ


中央塔一階

島鳥


中央塔三階

西之



中央塔三階:西之


深夜。月の明かりが窓から差し込んで、肌を斬るような隙間風がときおり吹く。

四月だというのにこんなに冷えるか?とか思いながら

壁に寄りかかり、体育座りで考える。

誰を殺そうか考える。


一番弱そうなのは

早苗


赤眼鏡。


センター分けでツートンの深い緑と鮮やかなな紫。ロング。

落ち着いてんのか、毒づいているのか

分からないやつ。


非力そうな体系。文学系。


一番会いたくないのは

柄屋敷。


ガラが悪そう。


ワンレン、ツーぶろ、刈込。 ブレザー。

チェーン


そこそこいい体格。昔、何か運動してた名残。長距離?バンドマン?


私の中で不良だと思う人。

怖いから。


弱い人に会えれば、、、会えれば、勝てる。

早く、会いたいな。


そうと決まれば、会いに行くしかない。


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