奴隷は合法です

 奴隷について

 メルクレシアでは奴隷は合法です。国が認可した奴隷商人を通して正式な手続きをするのが基本になります。奴隷にも種類があり、戦闘や戦闘のサポートなどを得意とする戦闘奴隷、身の回りのお世話や家事・育児を得意とするお手伝い奴隷、主人の愛玩具を希望する愛人奴隷など、基本的に奴隷を買うのは金持ちなので、優良な主に付くことができれば苦しい生活をしている者からはあり得ない破格の待遇となります。


 しかしそれでも奴隷は奴隷です。主人が奴隷を大切に扱っても一般の人達は奴隷を同格とはみなしません。蔑む訳ではありませんが、他人が身につけているアクセサリーを見る感覚に似ているかもしれません。奴隷は人でなくなると言うことです。あくまで奴隷商の商品なのです。


 奴隷には専用の魔法道具を使用するか、奴隷印を体に施す必要があります。これにより主人に危害を加える事ができなくなり、命令には絶対服従になります。ただし契約の際、奴隷からの要望もある程度は受け入れなければなりません。


 奴隷の売買については国ごとに厳しい法があり、合法で商売するにはいくつもの条件をクリアする必要がありとても面倒です。その分値段が高くつくと言っても過言ではありません。


 そのため安く奴隷を売買しようとする輩も多く、人の意思に関係なく強制的に奴隷にしてしまう違法奴隷もあるようです。

 奴隷に対してマイナスなイメージを持ってしまったかもしれませんが、ここではあえて奴隷をオススメしたいと思います。仲間がいても、仲間を見つけられなくても、奴隷を購入する価値はあります。奴隷は自分の味方をしてくれますし、どんな時もサポートをしてくれる人がいるだけでグッと楽になることでしょう。


 奴隷の身分なんか関係ない、同じ人だと思うのであればそれは主人の自由です。可愛い奴隷やカッコイイ奴隷の値段はそれなりにするのでしっかり貯めておかないといけません。

 健康な10代の戦闘奴隷で1000000メルクから (金貨100枚~)です。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る