【プロット】異世界スローライフもの

タイトル:異世界大判焼き~その真名を巡る終焉なき戦い〜 ストーリー


ごく平凡な高校生・今川太郎。 ある日、彼は大判焼きを買った帰りに交通事故で帰らぬ 人となる。 太郎の魂は大判焼と融合し、異世界アラパイムへと転移したのだった。 自らの名前である「タロー」以外の記憶を失った彼は、無から大判焼きを創り出す能力を得ていた。知らない土地を彷徨うタローは空腹で動けないエルフの少女を見付けると、能力で生み出した大判焼きを食べさせると、エルフの村へと招かれる。

 エルフの村ではタローの創り出す甘いモノ、名付けて「アマタロー」が名産品となり、その名と味はアラパイム中に知れ渡る事になる。オヤーキ王国、パンセポンセ帝国、カイ= テンヤッキ共和国、ホウラク皇国、ゴザソーロ公国、魔王アージマンら世界各国がタローを奪い合い、彼の創り出す菓子に自らの名を冠するため戦乱へと発展してゆくのだった・・・


キャラクター


〇今川 太郎 (タロー)

 高校2年生。 何もかもが平凡。 転生後も戦闘能力は皆無に等しいが、彼の能力「無から大判焼きを創り出す」事と、それにより生み出された大判焼きには世界を支配するに値する価値がある。


●エルフの娘

 森で行き倒れていた少女。 タローの創り出す大判焼きに価値を見出し村おこしの名物として売り出すが、それが原因で世界に戦乱を招く。


〇魔王アージマン

 地底深くにある魔界の王。 地上と魔界は停戦状態にあるが、ある日部下の魔族が地上から買ってきた大判焼き (アマタロー)の味に一目惚れし、それを我が物にせんとして再び地上への侵攻を開始する。

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