第6話

 絶望した。

 私が性犯罪者になっていたことに。

 目が覚めて、何時間経ったのだろうか?白衣を来た人物がやって来る。

 恐らく医師だろう。

 医師が来ると、拘束を解かれた。

 何故拘束を解くのだと思った。

 それに医師はこう答えた。

「私は襲われないから大丈夫」

 訳が分からなかったが、このあとオメガバースだと宣告され、資料を読まされことで、状況を理解することになるのだった。

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