第5話

 目が覚めると、白い天井があった。

 起き上がろうとするが、体が動かなかった。

 何故だ?と思ったが、原因は首を動かすとすぐに分かった。

 拘束具で体を拘束されていたのだ。

 それは厳重に。

 何故こんなことになったのだろうと、記憶を呼び覚まして見る。

 すぐにその出来事を思い出した。

 急な欲望に耐えられず、見ず知らずの人を犯したのだ。

 思い出し、表情が暗くなった。

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