思い出せ野望

そうだ

こんなところで

燻っている場合じゃなかった

私には

野望があるのだった

思い出した

私はこんな町から出て

都会を目指して

面白いものを見聞きするんだった

成り上がって

たくさんの言語を操るのだった

そうして世界中の美術館に行って

そこでお友達を作るのだった

なぜ忘れていたんだろう

私には

野望があるのだった

思い出した

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