第5話大人の階段上る

ここで、僕が日頃から酒とタバコについての描写を人一倍書いているので、酒とタバコ始めた年齢ときっかけを書いておこう。

お酒を初めて、飲もうと思って飲んだのは17歳。スクリュードライバーが美味しそうに見えて、飲んだら甘いが変な気分がした。ビールは苦くて飲めないし、焼酎は臭いし、キツいから飲めなかった。

だから、杏露酒をチビチビ飲んで、グラス一杯でいい気分になった。でも、毎晩飲むものではなく、たまに友達の家に(彼女)泊まる時だけ飲んだ。

飲んだ後のセックスは、気持ちが良かった。

つぎ、タバコ。

僕は、高校生のときコンビニでバイトしていて、タバコをよく客から注文された。

「タバコって、どんな味なんだろう?」

と、ずっと疑問に思っていて、ある日タバコを買ってみた。

あれは、確か、当時女性がよく買っていたベベル。

火をつけて吸ってみた。

激しく咳き込む。煙を飲んだのだ。金魚で吸ってみた。

なんだ、タバコって不味いじゃないか。


だから、高校生の時は酒とタバコに興味があったが、無いと困る存在ではなかった。



酒をたまに飲むくらいで、普段はメガネを掛けて優等生を演じた。否、馬鹿学生であった。

大学に入ると、飲み会続き。嫌でも、付き合いがある。

酒、タバコ。僕の頃は、大学の建物にタバコの自販機があり、灰皿も設置してあった。

それから、20数年後。

僕も結婚して、子供が出来てオヤジになった。タバコが吸えないとイライラし、酒の時間になるとソワソワする。

もう、タバコと酒無しでは生きてはいけない。

酒はある程度我慢できるが、タバコは我慢出来ない。1ヶ月禁煙したが吸ってしまった。

今夜の超会議の結論。

タバコ、酒は高校生で試したが、日課にはならなかったこと。

お金の無駄だと考えていたが、その時の僕は一体、どこへ行ったのだろうか?

さて、睡眠前の一服だ。もちろん、ビールを飲んだ後の。

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