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2024年11月10日 10:29
ジゼルの純粋さと気高さに比べ、アルブレヒトは男性社会の象徴的な存在で無能だとずっと思ってきました。ですがマリンスキーのバレエを舞台で見た時、自己中心的なアルブレヒトもジゼルと同じく純粋で、ジゼルのために死にたかったのを、亡くなったジゼル自身に守られて生き抜いたところを見て、とても感動しました。(そのダンサーさんのアルブレヒトが純粋な人だったということかもしれません。人によってはもっとプレイボーイなのかも)言葉のないバレエで無償の愛を見た思いでした。
作者からの返信
蜂蜜の里さまコメントありがとうございます。私はバレエ作品というものの魅力の一つに解釈の許容範囲があるのではないかと思っています。確かに『ジゼル』も『白鳥の湖』も『くるみ割り人形』も原作は、たった一つのものから始まったんだと思うんです。でも、その後、長い歴史を経て世界中のダンサー、振付家、芸術監督に愛され様々な解釈で演じられてきたのだと思います。バレエはセリフ、言葉のない芸術だから難しいという人もいますが、セリフがないからこそ、そこに解釈の許容があるのだと思います。マイムがあるとはいえ、ジゼル、アルブレヒトがセリフを喋ったら解釈が制限される『白鳥の湖』のオデットがセリフを喋ったら物語は制限されてしまう気がします。名作『ジゼル』の登場人物は全員純粋で魅力的だと思います。悪者は一人もいない。個人的にはミルタでさえ純粋にその役を全うしている気がします。『ジゼル』を語ると話が長くなってすみません。これからもよろしくお願いします。
ジゼルの純粋さと気高さに比べ、アルブレヒトは男性社会の象徴的な存在で無能だとずっと思ってきました。ですがマリンスキーのバレエを舞台で見た時、自己中心的なアルブレヒトもジゼルと同じく純粋で、ジゼルのために死にたかったのを、亡くなったジゼル自身に守られて生き抜いたところを見て、とても感動しました。(そのダンサーさんのアルブレヒトが純粋な人だったということかもしれません。人によってはもっとプレイボーイなのかも)
言葉のないバレエで無償の愛を見た思いでした。
作者からの返信
蜂蜜の里さま
コメントありがとうございます。
私はバレエ作品というものの魅力の一つに解釈の許容範囲があるのではないかと思っています。
確かに『ジゼル』も『白鳥の湖』も『くるみ割り人形』も原作は、たった一つのものから始まったんだと思うんです。でも、その後、長い歴史を経て世界中のダンサー、振付家、芸術監督に愛され様々な解釈で演じられてきたのだと思います。
バレエはセリフ、言葉のない芸術だから難しいという人もいますが、セリフがないからこそ、そこに解釈の許容があるのだと思います。マイムがあるとはいえ、ジゼル、アルブレヒトがセリフを喋ったら解釈が制限される『白鳥の湖』のオデットがセリフを喋ったら物語は制限されてしまう気がします。
名作『ジゼル』の登場人物は全員純粋で魅力的だと思います。悪者は一人もいない。個人的にはミルタでさえ純粋にその役を全うしている気がします。
『ジゼル』を語ると話が長くなってすみません。
これからもよろしくお願いします。