11~15

11.

「おはようからおやすみまで、あなたの生活を見守ります」完全管理社会で毎朝流れる放送の声に、DKは惚れこんでいた。声の主を調べると、政府高官の娘で、同い年のJKだと判明。だが彼女は、この社会を破壊しようと目論んでいた。


12.

海辺で綺麗な巻貝を見つけたJK。波の音を聞こうとして耳に当てると、不気味なうめき声が聞こえた。その貝には、海中都市に住むDKが封印されていたのだ。封印を解くため、JKは海底の魔女の家を目指す。


13.

DKはお絵描きAIに、「運命の人」を描かせてみた。出てきたのは、DKの好みにかすりもしない少女の絵だった。だが翌日ファミレスに行くと、店員のJKが「運命の人」とそっくりで……。


14.

遠出中にスカートを破いてしまったJKは、近くにあった洋服屋へ駆け込んだ。そこは個人経営の店で、店番はそこの息子のDKしかいなかった。寡黙なDKは冷静にスカートを縫い直すが、その頬が少し照れくさそうに赤くなっているのに、JKは気が付いた。


15.

花粉症でくしゃみが止まらないJK。鼻をかもうとマスクを外した瞬間またくしゃみをかまし、近くにいたDKに吹っ掛けてしまう。猛烈に謝る彼女を安心させるため、DKは「ご褒美です!」と言い放った。しかしその意図は伝わらず、ドン引きするJK……。

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